飛行機内インターネットどう高速化? 拡充するサービス、通信量増大への対処は

飛行機内のインターネット通信環境は少しずつ改善されてきましたが、そもそもどのように通信しているのでしょうか。拡充する機内Wi-Fiインターネットサービスとそれにともなう通信量増大を見越した、高速化への動きも活発になっています。

ソフトバンクも出資するワンウェブの衛星インターネット計画

「シームレス・エア・アライアンス」の鍵となる衛星通信会社のワンウェブ社は、「衛星コンステレーション」による地球全体での高速インターネットサービスの提供を目指しています。衛星コンステレーションとは多数の人工衛星が同一システム上で稼働する仕組みの名称で、ワンウェブ社は高度1200kmにまず648機、将来的には882機の通信衛星の打ち上げを予定しています。さらに、追加として1972機の人工衛星の打ち上げ案も表明。次世代衛星インターネットの本命と見られている企業です。

 このように大量の通信衛星が必要となる理由は、静止衛星に比べて低い距離を飛行する低軌道衛星は数を打ち上げ、まるで「ネット」のように地球を覆う必要があるからです。

Large 20180325 01
ワンウェブ社の通信衛星(画像:エアバス)。

 ワンウェブ社のサービスは衛星コンステレーションの展開によって異なると予想されていますが、2016年12月に同社への10億ドル(約1100億円)の出資を行ったソフトバンクの発表によれば、光ファイバー並の「下り200Mbps/上り50Mbps」という通信速度が実現するとのこと。これは、現在の衛星インターネットよりも格段に高いスペック。さらに、通信のレスポンスもかなり改善される予定です。

 なおワンウェブ社の通信衛星はエアバスが製造し、初の通信衛星は年内に打ち上げられます。そして2019年にもサービスを開始し、2027年までには世界からインターネットが使えない場所「デジタル・ディバイド」をなくすことを目標としています。

この記事の画像をもっと見る(4枚)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス