飛行機内インターネットどう高速化? 拡充するサービス、通信量増大への対処は

飛行機内のインターネット通信環境は少しずつ改善されてきましたが、そもそもどのように通信しているのでしょうか。拡充する機内Wi-Fiインターネットサービスとそれにともなう通信量増大を見越した、高速化への動きも活発になっています。

スペースXも衛星インターネットに参入へ

 このような衛星インターネットへの新規参入を目指しているのはワンウェブ社だけではありません。2018年1月には運用中のロケットとして最強の打ち上げ能力を誇る「ファルコン・ヘビー」を打ち上げた宇宙開発企業のスペースX社(アメリカ)も、衛星インターネットへの参入を計画しているのです。

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スペースXの通信衛星(画像:スペースX)。

 スペースXの衛星インターネット計画は「スター・リンク(Starlink)」と呼ばれています。スター・リンクではワンウェブよりもはるかに多い、4425機の通信衛星を高度約1200kmの低軌道上に打ち上げ、衛星コンステレーションを展開する予定です。またその後に追加で7518機の通信衛星を高度約340kmに投入します。

 スター・リンクの目標はワンウェブと同じく、地球上のすべての場所に高速インターネットを供給することです。スペースXは今年2月、すでに通信衛星のプロトタイプ「Tintin A/Tintin B」を打ち上げており、実際の運用が可能な通信衛星も2019年までに打ち上げられる予定です。

 このように、世界だけでなく宇宙を巻き込んで進みつつある通信衛星による高速インターネット計画。そう遠くない将来にも通信インフラのない遠隔地、あるいははるか上空を飛ぶ飛行機の機内で、より高速なインターネット環境が使える日もやってくるのではないでしょうか。

【了】

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