諸元表「JR東海 N700S新幹線電車(確認試験車)」

N700Aに続く東海道・山陽新幹線の新型車両「N700S」の確認試験車が完成しました。営業車両の反映させる新技術の確認を行うための車両ですが、実際にどのような仕様で開発され、どのくらいの性能を持っているのでしょうか。おもな諸元を紹介します。

次期営業車両の開発に向けた試験車両

 JR東海が東海道・山陽新幹線の新型車両として開発中の「N700S」。このほど確認試験車が完成し、2018年3月10日(土)に浜松工場で報道公開されました。次期営業車両に反映する技術の確認が確認試験車を使って行われます。

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このほど全16両が完成したN700S確認試験車のJ0編成(2018年3月10日、草町義和撮影)。

主要諸元(J0編成)

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Writer:

鉄道誌の編集やウェブサイト制作業を経て鉄道ライターに。2020年から鉄道ニュースサイト『鉄道プレスネット』所属記者。おもな研究分野は廃線や未成線、鉄道新線の建設や路線計画。鉄道誌『鉄道ジャーナル』(成美堂出版)などに寄稿。おもな著書に『鉄道計画は変わる。』(交通新聞社)など。

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