相鉄グループ創設「鉄道小説大賞」初の授賞式 大賞は宮崎辰夫さん「橋の記憶」(写真10枚)

相鉄グループが創設した文学賞「鉄道小説大賞」の授賞式が、横浜市内のホテルで実施され、大賞や、優秀賞など計6人の受賞者が式に臨みしました。

「昭和の風景」を描いた作品、大賞に

 相模鉄道や相鉄バスなどで知られる相鉄グループが2017年に創設した文学賞「鉄道小説大賞」の授賞式が2018年3月13日(火)、横浜市内のホテルで行われました。式の主催は同グループ会社で、商業施設などの管理を手掛ける相鉄ビルマネジメントです。

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ゲスト審査員の小松さん(左)から受賞の盾と賞金を受け取る宮崎さん(2018年3月13日、乗りものニュース編集部撮影)。

「鉄道小説大賞」は相鉄線や沿線の街、人、自然を舞台にした短編小説などを対象とした、同グループ創立100周年の記念事業。賞を通じて、相鉄線沿線の魅力を広めることが目的です。国内外から全475作品が応募され、一次審査と最終審査の計2回の選考を経て、大賞1作品と優秀賞2作品、相鉄賞2作品、本屋特別賞1作品の計6作品が選ばれました。

 大賞に輝いたのは、宮崎辰夫さんの「橋の記憶」。これについて選考にあたった審査員でノンフィクション作家の小松成美さんは、同賞のウェブサイト上で「昭和の風景が鮮やかに見えてくる情景描写に、切なさと懐かしさを募らせた作品。どんな家族にもある軋轢(あつれき)、そして出会いと別れ。それを題材に、現在と過去がモザイクのように綴られる文章には、まだ貧しさが隣り合わせだった時代と、互いに手を取り合って懸命に生きる人々の肖像が鮮やかに浮かび上がります」と評しています。

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