米海兵隊、海軍とは何が違う? 戦闘機や戦車も装備 その成り立ちと役割とは

在日米軍のなかで最大規模の人員を誇る海兵隊は、陸、海、空すべての装備を持っており、迅速に世界中へ展開する能力があります。対外戦争において、つねに先陣を切り敵地に上陸する海兵隊の、歴史と役割、そして装備とはどのようなものでしょうか。

航空団も組織、F-35Bや「オスプレイ」も海兵隊に

 一方で、海兵隊の上陸作戦支援や艦船護衛をするために、海兵隊航空団が1918(大正7)年に組織されます。太平洋戦争においては、F4F「ワイルドキャット」やF4U「コルセア」が最前線の基地へ配備され、また海軍機と共に空母へも搭載されました。

 朝鮮戦争では海兵隊初のジェット機、F9F「パンサー」が導入されます。その後のベトナム戦争ではA-6「イントルーダー」やF-8「クルセイダー」、F-4「ファントムII」が導入され、1970年代には、強襲揚陸艦に短距離離陸、垂直着陸(STOVL)運用が可能なAV-8「ハリアー」が搭載されます。そして近年になりF-35Bが導入され、より幅広い任務に対応することが可能になりました。

 また、アメリカ軍でV-22「オスプレイ」を最初に導入したのも海兵隊です。それまで使用されてきたCH-46ヘリとは搭載量も航続距離も勝っており、海兵隊仕様のMV-22は2007(平成19)年に実戦配備されています。

 さらにアメリカ海兵隊は、アメリカ陸軍と同様にM1「エイブラムス」戦車を装備しています。湾岸戦争では、イラク軍のソ連製戦車T-72を圧倒するも、アフガニスタンやイラクなどテロ組織との戦いにおいては、ロケット砲や地雷、仕掛爆弾などゲリラ戦での被害が目立ったため、対地雷の装甲強化や市街地戦に対応した装備など改良がなされています。

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より幅広い運用が可能となったSTOVL機、F-35B(2018年、石津祐介撮影)。
カルフォルニア州の軍港、サンディエゴに入港する強襲揚陸艦「アメリカ」(2018年、石津祐介撮影)。
海兵隊の主力戦車M1「エイブラムス」。陸軍でも採用され海兵隊では、対地雷の装甲強化や市街地戦に対応した仕様となっている(画像:アメリカ海兵隊)。

 このようにアメリカ海兵隊は、陸海空の装備を持ちアメリカの安全保障を脅かす脅威に対して迅速に行動を起こす、即応性に優れた軍事組織です。

 太平洋戦争でアイデンティティーを確立したアメリカ海兵隊は、災害派遣などに見られるように、迅速な対応能力によって今後もアジア地域において影響力を維持していくことになるでしょう。

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. タイトルの付け方が下手くそ。

    海軍と海兵隊の違いを説明するようなタイトルなのに海兵隊の紹介してるだけ。

    前にF-15JとKの違いを説明するようなタイトルでJ型の説明をしていない記事があるし、校正してもらえば?

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