成田空港、第3ターミナルを拡大 予想上回るLCCの成長 より機能的で快適に

成田国際空港が第3ターミナルを増築します。LCCが予測を上回る成長をみせるなか、抜本的に能力を増強。より機能的で快適な施設にし、あわせて、LCC各社の中長期的な成長に応えていくといいます。

LCC各社の中長期的な成長を視野に増築

 成田国際空港が2018年4月26日(木)、第3ターミナルの抜本的な増強を図るために増築を行うと発表しました。

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成田空港第3ターミナルの増築プラン(画像:成田国際空港)。

 成田空港の第3ターミナルは、旅客の年間取扱能力750万人の施設として2015年4月にオープンしました。現在、国内外のLCCが使用していますが、予測を上回る混雑がみられるようになったことから、到着ロビーを増築し、出発と到着旅客の動線の整備を2019年度を目途に実施するとしています。

 今回さらに、第3ターミナルに隣接する第5貨物ビルを撤去し、南側への増築も実施されることになりました。より快適性と機能性を高め、LCC各社の中長期的な成長にも応えていくためのものとしています。具体的な規模やフロアプラン、オープン予定時期等は現在検討中で、決まり次第発表されるとのことです。

 成田国際空港は増築について「さらに便利に快適になる成田空港にご期待ください」といいます。

 なお、成田空港の第3ターミナルは、2017年度において764万人の旅客が利用しました。 

【了】

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1件のコメント

  1. まあだけれども、“バスでのアクセス以外はお断り”な環境は変わらないのだろう。

    あとは・・・“手荷物検査”のやり直しを本腰入れて減らして行かないと。
    今後は消化不良が命取りになるぞ。