「効率が悪い」1位は通勤時間 列車内スマホいじり1位は「SNSチェック」 通勤総研調査

通勤中、スマホでやっていること1位は「SNSチェック」

 なお、先輩社会人が「通勤中にやっていたこと」(複数回答可)は、1位が「スマホ操作」78.0%、2位「音楽鑑賞」49.0%、3位「寝ている」42.0%など。さらに「スマホでやっていたこと」(複数回答可)は、1位「SNSチェック」87.8%、2位「ニュースサイトの閲覧」56.1%、3位「ネットサーフィン」39.1%と続き、以下、「ゲーム」35.9%、「動画閲覧」14.7%、「仕事のメールチェック」14.7%という結果でした。

 通勤総研は「乗り換えや地図アプリ、電子マネーアプリなどの通勤・移動サポート機能を利用する傾向にあり。一方で、ゲームアプリや写真アプリ、動画アプリなどの娯楽系アプリの利用は減少」と分析しています。

 獨協大学経済学部特任教授でコラムニストの深澤真紀さんは調査結果に対し、「『新社会人の効率が悪いと思うこと』の1位は『通勤時間』という結果が出ています。コスパ重視や効率重視は、最近の若者の特徴だとも言えるでしょう。一方で現実の若者社員は通勤や仕事に対し『効率が悪い』と認識しているという結果が9割近くあったことから、まだまだ通勤時間をうまく利用できていないのかもしれません」とのコメントを寄せています。

 調査は、4月6日(金)から9日(月)まで、インターネットを通じて、1都6県在住の18歳から29歳までの男女を対象に実施。新社会人100人と、社会人歴2年から4年までの200人が回答しました。

【了】

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