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新生活に役立つ! 通勤ラッシュの乗り越え方から「座れる列車」「高速バス通勤」まで
春は就職や異動の季節。田舎から大きな都市に引っ越し、郊外から都心の会社まで新たに通勤する人が増えます。 通勤に役立つ情報やラッシュの乗り越え方法、最新の情報をまとめました。
通勤の対策!
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通勤電車の激しい混雑や遅れを改善する方法として、近年は駅のホーム増設が注目されています。列車が走る線路を多くして増発する複々線化に比べると効果は限定的なように思えますが、列車の運転を工夫することで大きな効果があります。
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少し詰めてくれればもうひとり座れるのに――電車における「座席の座り方」について、こうした思いを持っている人が少なくないようです。座り方によって、決められた定員分がきっちり座れなくなるという問題、鉄道会社はどう考えているのでしょうか。
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サマータイム導入の議論が活発ですが、鉄道事業者ではひと足先に「早朝通勤時間帯の速達列車」が増発傾向です。首都圏各社の早朝速達列車の動きを追いました。
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いまでは混雑率ワーストランキングの「常連」になってしまった、東京メトロ東西線。「ある制約」から混雑の大幅な緩和は難しい状況ですが、東京メトロはさまざまな策を打ち出して、混雑の緩和を目指しています。
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多くの乗客が乗り降りするラッシュアワーでも定時運転を確保するため、鉄道事業者は様々な対策を行っています。電車のドアもそのひとつ。混雑していても安全・正確に運行するための工夫が、ドアには詰まっているのです。
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移動を快適にするため、新幹線や有料特急列車は座席の進化が続いています。しかし通勤電車も負けてはいません。乗客が快適に利用できるよう形状や材質の改良が続けられ、掛け心地の工夫が続けられています。
通勤のコツ
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所要時間が1時間程度の高速バス短距離路線では、サラリーマンが通勤のために毎日乗車する姿が目立ちます。「遅刻が心配では?」「定期券はあるの?」と、様々な疑問が思い浮かびます。高速バス通勤の実態はどのようなものなのでしょうか。
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新生活シーズンの4月は、新たに電車で通勤を始めるなど、利用マナーに不慣れな人が増える時期でもあります。この時期、特に気を付けたいマナーとは、どのようなことでしょうか。
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なかなか座ることができない電車の「通勤ラッシュ」。必ず座れるという方法はないものの、ちょっとした工夫で「ぎゅうぎゅう詰め」からは解放される可能性が高くなります。比較的簡単にできる「痛勤」の改善方法をいくつか紹介します。
有料の“座れる列車”続々!
通勤のトリビア
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同じ平成時代でも、その初めと終わりとで通勤電車は大きく変わりました。外観が銀色の車両が普及。車内設備も、座席やバリアフリーに関して、「いまでは当たり前」になっているものが次々と生まれました。
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広島県尾道市では、本土と海峡を隔てた向島とのあいだで、渡し船が頻繁に運航されています。50年前に島への橋ができたにもかかわらず、渡船はいまも欠かせない地元の足。本数もスゴイです。
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東急が3列シート、定員24人の豪華車両を使った「ハイグレード通勤バス」の実証実験を、たまプラーザ~渋谷間で開始。田園都市線が混雑するなか「選択肢」を提供し、「郊外住宅地の課題」解決を目指すといいます。
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国土交通省が首都圏の主要鉄道路線における2017年度の遅延発生状況を公表。30分以上の「大規模な遅延」が多い路線、10分以下の「小規模な遅延」が多い路線とで、顔ぶれが大きく異なりました。
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東京の都バスで最も乗客数が多い系統は、1日あたり約2万人が利用しますが、これをはるかに上回る約3万5000人が利用する系統が京都に存在します。どのような系統なのでしょうか。また京都では観光客の増加でバスの混雑が問題視されていますが、どのように対策していくのでしょうか。
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通勤総合研究所が「新社会人vs先輩社会人! 通勤&働き方調査」の結果を発表。新社会人にとって「効率が悪いと思うこと」1位が「通勤時間」であることが分かりました。
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東京23区を中心に、全129系統がある都営バス。そのなかで乗客数トップ5系統はどこでしょうか。これらの系統は収入も多いですが、支出を差し引いた「黒字額」となると、明暗が分かれてきます。
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関東およびその近郊で、住民の新幹線などによる通勤費を補助する自治体が増えています。移住や定住の促進、若者の流出防止など、事情はそれぞれ異なるようです。
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イギリスで新しいタイプの鉄道車両用シートが開発されています。通勤列車を想定してのものだそうですが、詰め込みつつも快適さを損なわないという、これまでにないアイデアが盛り込まれています。