「あおり運転」で免停処分、昨年の9倍ペース 取り締まり強化で悪質行為の「封圧」へ

あらゆる法令を駆使、ヘリによる抑止効果も

 警察庁はまた、道路上でのあおり運転に対して道路交通法違反、危険運転致死傷罪、暴行罪などあらゆる法令の規定を用いて取り締まるよう指導しています。
 
 このため、あおり運転に起因する交通違反の件数も増加傾向にあるといいます。たとえば、あおり運転の一例とされる「前方の自動車に激しく接近し、もっと速く走るよう挑発する行為」には、道路交通法26条の「車間距離保持義務違反」が適用されますが、この違反件数が2018年1月から3月の間で2197件にのぼり、2017年1月から12月までの7133件に対して約1.2倍のペースになっています。

 あわせて、ヘリコプターを使ったあおり運転の取り締まりも、京都府警や静岡県警をはじめ、群馬、福島、岐阜、愛知、佐賀などの各府県警で行われています。おもな狙いはあおり行為の抑止で、静岡県警はGW直前の2018年4月27日(金)にも東名高速の沼津IC~御殿場IC間を中心に実施しています。同県警高速隊によると、この時の取り締まりでは車両通行帯違反などの警告を行うケースはあったものの、交通違反の摘発はなかったといいます。
 
「ヘリによる取り締まりはこれまで3回行いましたが、危険なあおり運転の封圧に一定の効果が出ていると思います。ドライバーに『上空から見られている』と注意を促し、安全運転に意識を向けてもらいたいと考えていますので、今後も継続していきます」(静岡県警高速隊)

 全国の警察があおり運転に対する取り締まりに力を入れている状況ですが、実際には近くにパトカーもヘリもいない状況であおり運転の被害に遭う可能性も十分考えられます。各都道府県警は、危険な運転者に追われるなどした場合には駐車場やSA、PAなど安全な場所に停車し、車から降りずにドアロックをして、ためらわずに110番通報することを呼びかけています。

【了】

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コメント

4件のコメント

  1. 高速で静岡県警の覆面がよく煽り運転してるけど、あれはいいの?

  2. ニュースで話題になったけど、以前からそういう輩はかなりいた。
    それでトラブルになってなるられてもナンバーを控えてないと、トンズラされて警察に行ってもほぼ捕まらないし、捕まっても証拠がないから泣き寝入りが多数あった。
    最近はドライブレコーダー、Nシステムや街頭の監視カメラの精度が上がって比較的捕まりやすくなったし、それが故にあたかも増えたように見えるが減ってるわけではないだろうな。

  3. そろそろ自家用車にも運行記録の提出を義務化したらよ?
    放し飼いしといて罰則強化したりヘリで追跡して何になるの?
    そもそも車間距離警告や自動ブレーキ、アイドリングストップなどの安全の為の装置が優遇税制の恩恵の為の装置になってしまってるのが問題なんだよ
    エンジンを継続して回してる限りは解除の状態を維持できてしまうシステムなどは煽り運転をする戯けの前では単なる飾りにすぎないし
    また更に悪な考えは強制制御にすると車が売れなくなると言う嫌らしい二心の絡み、25トントラックの衝突軽減ブレーキや速度抑制のように強制に解除できないシステムと運行記録提出義務を負わせないと警察の取り締まりの為のアホな取り締まりの悪循環が延々繰り返されるだけでしょうに

  4. 煽りや進路妨害・威圧行為を実際受けているが、現行犯でなくてもいいのでしょうか?

    実際、その煽り・進路妨害を受けるのですが出くわすと同一人物に嫌がらせをされます。
    しかも『この程度なら通報されないだろう?』の様な進路妨害・威圧行為・煽り運転をされます。
    加害者側の勤務先はシッカリと解っているので警察同伴で会社に訪問し警告すれば良いのか悩んでます。

    その煽り運転をするドライバー(車)らしき物(似た車)を見るとPTSDを発症していましたが、今はある程度落ち着いて着た感じがあります。

    ちなみにコレは高速などの話ではなく一般道(多分県道)の話です。

    対策・対処方などあれば教えていただけると幸いです。
    自動車保険で弁護士特約?的な物は付加していますがコレが使えるのかもチョッと教えて欲しい。