最近聞かない旅客機個々の「愛称」 日本の航空黎明期から振り返るそのいろいろ

船に名前があるように、飛行機にも機体固有の愛称が付けられているものがあります。かつて日本の航空会社の旅客機でもよく見られましたが、昨今ではとんと目にしません。どのようなものがあったのでしょうか。

ANAのYS-11はなぜ「オリンピア」?

 1機ごとの愛称ではありませんが、ANAのYS-11には「オリンピア」という愛称がありました。これは1964(昭和39)年に開かれた「東京オリンピック」における聖火輸送にちなむものだそうです。このときANAはYS-11のメーカーである日本航空機製造から同機の試作2号機を借り受け、那覇から千歳まで聖火の空輸を行いました。この試作2号機はそののち、日本国内航空(のちのJAS〈日本エアシステム〉)に納入され、同社において「聖火号」と命名されています。

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聖火を運んだことで「オリンピア」という愛称になったANAのYS-11(画像:ANA)。

JALのMD-11が日本の希少野鳥の名前になった経緯

 JALが1993(平成5)年に導入したMD-11の愛称である「J-Bird」は、就航開始時に整備部門のボランティアグループが「機体をJ-Birdと呼ぶこと、そして1機ごとに野鳥の愛称をつけること」というアイディアを提案したといいます。そして、その案が採用され、個別の愛称は日本野鳥の会のアドバイスにより、日本国内で数少なくなった野鳥から付けられることになりました。

これまでどんな愛称が付けられていた?

 では具体的に、どのような愛称が付けられていたのでしょうか。

 まずJALですが、戦後営業を開始した1番機のマーチン202には「もく星」、DC-3には「金星」、DC-4には「てんおう星」など星の愛称がありました。社有1番機のDC-4には「高千穂」、DC-6の1番機は「City of Tokyo」、DC-7の1番機は「City of San Francisco」と名付けられていました。

 ジェット機の時代となりDC-8は「富士」、「鎌倉」、「箱根」などの観光地、コンベア880は「桜」、「松」、「楓」などの植物、ボーイング727は「利根」、「淀」、「木曽」などの河川の名が付けられていました。

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コメント

2件のコメント

  1. 記事中の記載が「機種毎の愛称(苗字)」と「機体毎の愛称(名前)」がごっちゃに

    掛かれていて判り難い。また「J-Bird」でのネタを振ったのに

    その後に全く違う話になっているのがおかしい。どうせならそのままJ-Birdによって

    付けられた「個別の愛称」を紹介するべきだった。

    記事としては練り込み不足なので改訂版を載せてください。

  2. 昭和24年の遭難事故に名前が出てくる「もくせい号」は植物の木犀ではなくて天体の木星にちなんだものだったのでしょうか

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