ANAがホノルルの空港に自社ラウンジ新設 A380の2階席へ直接搭乗も可

ANAはA380型機のハワイ線就航に合わせて、ダニエル・K・イノウエ国際空港に自社ラウンジを新設すると発表。ゲートによって、ラウンジから直接同機の2階席への搭乗を可能にするとしています。

ハワイの余韻に浸りながらも日本のあたたかさを取り入れる

 ANA (全日空)は2018年5月30日(水)、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)に自社ラウンジを新設すると発表しました。同社が就航する海外空港での唯一の自社ラウンジとなり、同空港最大といいます。

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ANA LOUNGEのイメージ(画像:ANA)。

 ラウンジは、2019年春に予定されているホノルルへのA380型機の就航に合わせ、「ANA SUITE LOUNGE」と「ANA LOUNGE」が新設されます。両ラウンジから、目前の29番ゲート(6月よりC4ゲートに名称変更)に駐機する「FLYING HONU(同機の愛称)」の2階席に直接搭乗することが可能になるそうです。

 エントランスは、日本の伝統家屋様式である「格天井(ごうてんじょう」や「三和土(たたき)」などにハワイらしさを演出するために木材や玄武岩を利用。両国のエッセンスの融合を表現するとしています。

 ANA SUITE LOUNGEは、搭乗口に最も近い利便性の高いエリアに設置し、「上質で落ち着きのあるデザイン」がコンセプト。ANA LOUNGEは、ハワイの自然を象徴するといわれる海・空・木々などのデザインを、壁や床、天井にダイナミックに表現するとのことです。また、潮だまりをイメージした「ファミリーエリア」を設け、子どもが遊んでいる様子を見守ることができる位置にシートを配置するなど、子ども連れの旅客も利用しやすくするといいます。

 ラウンジのオープンは2019年春、利用時間は午前6時からANAの最終便出発時間までを予定しています。場所は、ターミナル2の3階、エバ・コンコースの29番ゲート上です。なお、2018年5月現在、ダニエル・K・イノウエ国際空港でのA380型機対応ゲートは、 29番と34番(6月よりC9)です。

 ANAは新設のラウンジについて、「ハワイの余韻に浸りながらも日本のあたたかさを取り入れることで、ANAならではの空間やおもてなしを実現します」と話します。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. 当然ファーストクラス、悪くてもビジネス客だけだろうな。
    なら使うかも。
    有象無象が押し寄せてもらっては困る。