エアバスのベルーガXL 地上振動試験に合格 初フライトに一歩前進

エアバスは大型輸送機「ベルーガXL」の初号機が地上振動試験に合格したと発表。2018年夏の初飛行と2019年の運用開始を目指します。

様々なフライトコンディションにおける動的挙動を検証

 エアバスは2018年6月7日(木)、大型輸送機「ベルーガXL」の初号機が地上振動試験に合格したと発表しました。

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初飛行へと前進するエアバスのベルーガXL(画像:エアバス)。

 ベルーガXLは、航空機部品輸送を目的とした大型輸送機で、現行使用されている「ベルーガ」の後継機。2018年夏を予定している初飛行の許認可に向けての作業が進んでいます。地上振動試験は、機体の動的挙動を測り、機体操縦や乱気流での飛行、着陸のような様々なフライトコンディションにおける理論的モデルを検証するためのものとしています。

 同試験は、ONERA(フランスの宇宙研究センター)とDLR(ドイツ航空宇宙センター)が共同で、8日間以上に渡って行いました。機体に外部からの揺さぶりや振動による衝撃を与え、数百台の加速度計を設置して測定されました。これは、同機の運用限界を明らかにすることにも役立ちます。

 ベルーガXLは、2019年以降のエアバス機の輸送におけるキャパシティを強化するものとして、2014年11月に開発が発表されました。新しい大型機輸送は、貨物機のA330-200をベースに、現行のコンポーネントや機器の多くを再利用。製造される5機のうちの初号機は、2018年夏の初飛行と2019年の運用開始が予定されています。
 
【了】

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コメント

1件のコメント

  1. いっそ380の輪切り胴体を輸送できるベルーガXXLをw
    種機は380で。