「古事記」由来の新観光列車「あめつち」に乗車! 五感で山陰楽しむ列車 JR西日本(写真87枚)

JR西日本の山陰本線に、観光列車「あめつち」が登場。コンセプトは、神話の地を行く列車らしい「ネイティブ・ジャパニーズ」。「古くて新しい日本」を発見する旅を演出する、というその列車へ乗車、取材しました。

マークには「白兎」と「ワニ(サメ)」

 JR西日本が2018年6月23日(土)、山陰地方へ登場する“新たな観光列車”の試運転を、報道陣へ公開しました。

 列車の名前は「『あめつち』~天地(あめつち)の初発(はじめ)のとき~」。山陰地方を舞台にした神話も多い日本最古の歴史書「古事記」の書き出し、「天地の初発のとき」がその由来です。

 2018年7月1日(日)の営業運転開始で、区間は山陰本線の鳥取駅と出雲市駅(島根県出雲市)のあいだ。今回はそのうち、松江駅から出雲市駅までの試運転に同乗取材しました。

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キハ47形ディーゼルカー2両編成の「あめつち」(2018年6月23日、恵 知仁撮影)。

 列車の到着を知らせるメロディがホームに響くなか、“おでこ”のエンブレムをきらめかせながら、青い車両が松江駅に入線してきました。外観は、「紺碧(こんぺき)色」で山陰の美しい空や海を、そして車体下部の「銀色」で山陰の美しい山並みと、たたら製鉄にちなんだ「日本刀の刃文」を表現。全体的にメタリックな色彩で仕上げ、「神々しい雰囲気」にしたそうです。

 そして車両前面の“おでこ”と中央、車両側面には、輝く立体的な「あめつち」のエンブレム。そのマークには、「天つ神々・太陽」「七つの八雲」「金鵄(日本神話に登場する金色のトンビ)」「山」「海」「白兎」「ワニ(サメ)」が描かれており、「神話の地を行く観光列車」らしいものになっています。

 ちなみに「あめつち」には、映画『RAILWAYS―49歳で電車の運転士になった男の物語』の脚本・監督などを務めた錦織良成さん、映画『崖の上のポニョ』などの美術監督を務めた吉田 昇さんが監修、デザイン協力をしています(ともに島根県出身)。

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