「古事記」由来の新観光列車「あめつち」に乗車! 五感で山陰楽しむ列車 JR西日本(写真87枚)

JR西日本の山陰本線に、観光列車「あめつち」が登場。コンセプトは、神話の地を行く列車らしい「ネイティブ・ジャパニーズ」。「古くて新しい日本」を発見する旅を演出する、というその列車へ乗車、取材しました。

「あめつち」車内へ! コンセプトは「ネイティブ・ジャパニーズ」

「あめつち」のコンセプトは「ネイティブ・ジャパニーズ」。山陰地方にある豊かな自然、神社やお酒、神話といった“日本のルーツ”に焦点をあて、登場した列車です。山陰ならではの「古くて新しい日本」、それを発見してもらう旅を演出するといいます。

 車内へ入ると、白木の質感を表現した木目調の空間、そして各所にある山陰の工芸品が目を引きます。天井に因州和紙(鳥取県)を使った照明が優しく光り、テーブルは石州瓦(島根県)の装飾がアクセントに。また出入り口付近では、鳥取県の弓浜絣と倉吉絣、島根県の安来織と出雲織が乗客を出迎えてくれました。

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島根県知事の溝口善兵衛さん(白いスーツ)も乗車(2018年6月23日、恵 知仁撮影)。

 松江駅を発車してほどなく、列車は速度を落とし、並行する一般道路のクルマに追い越されていく状況に。そして、シジミで知られる宍道(しんじ)湖が車窓に広がりました。「あめつち」では眺望がよい乃木~玉造温泉間(宍道湖)と直江~出雲市間(ヤマタノオロチ伝説の元ともされる斐伊川)、名和~大山口間(日本海と大山)で徐行、乗客を楽しませてくれます。

 この「あめつち」のサービスは「五感で楽しむ山陰」が目指されており、山陰の味覚も車内で提供。出雲市行き列車ではお茶付きの「天地御膳 世明(よあけ)」2500円と、コーヒー付きの「大江ノ郷スイーツセット」(2000円)が、鳥取行き列車では地酒付きの「山陰の酒と肴(さかな)」2000円と、お茶付きの「松江の和菓子詰合せ」2000円を、乗車4日前までの予約で味わうことができます。価格は全て税込みで、内容は季節などで変更される予定です。

 また車内には物販カウンターも用意され、「山陰銘酒めぐり・因幡編」やグッズなどを購入できます。

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