「ハローキティ新幹線」登場! 車内はピンクと白の「かわいいお部屋」に(写真121枚)

2号車は「KAWAII!ROOM」 ハローキティと一緒に旅をしている気分

 2号車は、ほぼ元の座席が並ぶ自由席車両ですが、床がピンクと白の水玉模様になっているなど、その名の通りかわいらしい「ハローキティ」仕様の客室。ヘッドレストカバー、肘掛けなどにはハローキティやリボンが描かれ、「ハローキティといっしょに旅をしている気分」が味わえるといいます。

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「ハローキティ新幹線」2号車「KAWAII!ROOM」の車内(2018年6月25日、恵 知仁撮影)。

 そして座席の一部が取り外され、“旅の案内人”ハローキティと記念撮影できるフォトスポットになっているほか、車両のどこかにハローキティが隠れており、「ぜひ探してみてほしい」とのこと。

 2号車には大きな荷物が置けるスペースもあり、外国人旅行者を意識したところだといいます。

「ハローキティ新幹線」は8両編成。この1号車と2号車以外は大きな改装はありません。車内放送のチャイムは、全車両で「ハローキティ新幹線」限定のオリジナルメロディが流れます。

 この「ハローキティ新幹線」は、博多発6時40分の新大阪行き「こだま730号」(新大阪11時13分着)と、新大阪発11時29分の博多行き「こだま741号」(博多15時38分着)での運転。臨時運転されるのではなく、毎日運転の定期列車である「こだま730・741号」が、「ハローキティ新幹線」車両での運行になる形です(月に数日程度、通常車両で運行する日もあり。10月以降の運転日は未定)。きっぷは、通常の新幹線と同様の方法で購入できます。

 また「ハローキティ新幹線」運行に合わせて、博多駅へ「ハローキティ新幹線カフェ」がオープンしているほか、スタンプラリーも実施されます。

【了】

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Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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