南吹田、JR淡路、城北公園通、JR野江 おおさか東線4駅の名称決定

JRおおさか東線の北区間に開設される4駅の名称が決定。いずれも高架駅として整備が進められます。

2019年春に開業予定

 JR西日本は2018年7月24日(火)、建設を進めているおおさか東線の新大阪~放出(はなてん)間に設置する4駅の名称を発表しました。

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JRおおさか東線(北区間)に開業する4駅の名称が南吹田、JR淡路、城北公園通、JR野江に決定した(画像:JR西日本)。

 新たに決まった駅名は、南吹田(大阪府吹田市南吹田)、JR淡路(大阪市東淀川区菅原)、城北公園通(同・旭区赤川)、JR野江(同・城東区野江)です。なお、これまでの仮称はそれぞれ、西吹田、淡路、都島、野江でした。

 南吹田駅は所在地であり、吹田市の最南端の駅となることから。JR淡路駅は隣接する地域の名称であり、阪急線の淡路駅と区別するため「JR」を冠します。城北公園通駅は旭区と隣接する都島区を貫く通りの名称から。JR野江駅は所在地の名称であり、京阪本線の野江駅と区別するため「JR」を冠した名称とします。

 4駅はいずれも高架駅で、上下線をホームではさむ「相対式ホーム」です。8両編成に対応し、各ホームにエレベーター1基とエスカレーター2基が設置されます。また、片町線(学研都市線)の鴫野(しぎの)駅にも、おおさか東線の列車が停車するようになります。

 おおさか東線は、東海道本線(JR京都線)の新大阪駅から、片町線の放出駅を経て、関西本線(大和路線)の久宝寺(きゅうほうじ)駅に至る20.3kmの路線です。既存の城東貨物線を旅客用としても活用することで生まれた路線で、大阪の東部地区を南北に結びます。

「南区間」の放出~久宝寺間9.2kmは2008(平成20)年に開業。この区間の列車に加え、JR東西線や大和路線に直通して尼崎~奈良間を結ぶ「直通快速」も運行されています。「北区間」である新大阪~放出間11.1kmは2019年春に開業する予定です。

【了】

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コメント

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5件のコメント

  1. やっと新大阪駅まで完成だ。
    後は片町線木津駅まで複線化と奈良線全線複線化だと思うな。
    奈良線と大和路線を直通させて京都駅から天王寺駅を結ぶ鉄道があると良い。

    • > 奈良線と大和路線を直通させて京都駅から天王寺駅を結ぶ鉄道があると良い。
      すでに京都駅から天王寺駅に行ける電車があるからもういらない。
      近鉄京都線があるから奈良線をこれ以上テコ入れする必要はない。
      そんなお金があるなら、各所に駅をもっと作って利便性を上げてほしい。
      JR線と交差しながら乗り換えできな私鉄がいっぱいある。

  2. 「梅小路京都西」に比べたらはるかにマシだし、開業済みの駅名を見たら妥当なのかなと思う。
    「JR淡路」は、正確には菅原に所在するが、阪急との連絡を考慮してのことなのかなと。
    ただこの路線、どれだけの需要があるのか。。。ルートも遠回りだったりするし。開業後しばらくは多いとは思うが、その後の利用に注目したい。

  3. 駅名がまともすぎて驚いた
    梅小路京都西っていう意味不明な新駅もあるというのに

  4. SPACESTATIONの方は正式名称が決まったのか?