豪雨不通の予讃線、9月中に全線復旧へ 予土線は8月10日に再開予定 JR四国

JR四国が、豪雨で被災し不通になっている4区間の運転再開見込みを発表。予讃線の卯之町~宇和島間は9月中に運転を再開する予定です。

本山~観音寺間は8月9日に再開予定

 JR四国は2018年7月30日(月)、豪雨で被災した鉄道各線区の被災状況と復旧予定を発表しました。

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予讃線、予土線の運転再開見込み(画像:JR四国)。

 同社全体では予讃線や予土線、土讃線などで計134か所の被害が発生し、これまでに80か所で復旧が完了しています。

 香川県の高松駅から愛媛県の宇和島駅に至る予讃線は88か所で被災。これまでに39か所で復旧が完了しているものの、3区間で運転の見合わせが続いています。

 財田川橋りょうの橋脚傾斜が確認されていた本山~観音寺間は8月9日(木)に、斜面崩壊や遮断器冠水などの被害があった伊予市~下灘~伊予大洲間(海回り)は10日(金)にそれぞれ運転再開を予定。斜面崩壊やポイント冠水などがあった卯之町~宇和島間は9月中旬をめどに運転を再開する予定です。

 高知県の若井駅と愛媛県の北宇和島駅を結ぶ予土線は、複数の場所で土砂流入に見舞われましたが、10日(金)に運転を再開する予定です。

 JR四国によると、復旧に要する費用は現在のところ約20億円を見込んでいるとのこと。また、2018年度は約10億円の減収を見込んでいるといいます。

【了】

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橋脚が傾いた予讃線・本山~観音寺間の財田川橋りょう(画像:JR四国)。
予讃線の下宇和~立間間は被害が集中。土砂流入や盛土崩壊などが26か所で発生した(画像:JR四国)。

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コメント

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2件のコメント

  1. 北宇和島-宇和島間の運転再開は9月?

  2. 将来は高縄半島経由も何とかしてね