防空システム「イージスアショア」の特徴は? 導入で、日本が得られる大きなメリットとは
日本政府が導入を目指す「イージスアショア」について連日報道がなされていますが、そもそもどのようなもので、導入することによりどのようなメリットがあるのかを解説します。
そもそも「イージスアショア」とは
2018年7月末、連日の報道で話題となった「イージスアショア」ですが、しかし取り上げられるのはその価格が中心で、「イージスアショア」自体の説明についてはあまり見受けられません。そこで、今回はこの「イージスアショア」とは一体どのようなもので、導入すればどんなメリットが期待されるのかなどについて概説したいと思います。
イージスアショアについて見ていく前に、まずはこの「イージスアショア」という言葉の意味から見ていきたいと思います。そもそも「イージスアショア」という言葉は、「イージス」と「アショア」というふたつの単語がくっついてできています。
前半分の「イージス」は、敵の航空機やミサイルを遠距離から捉えるレーダーや、そこで捕捉した敵を撃ち落とす迎撃ミサイルなど、さまざまなシステムが組み合わさってひとつの強力な防空システムを構成する「イージスシステム」のことで、ニュースなどでよく耳にする「イージス艦」のイージスと同じ意味です。
一方後ろ半分の「アショア」は、英語で「陸上」を意味する言葉です。つまり、「イージスアショア」とは、「陸上にあるイージスシステム」ということになります。
これは、実際にイージス艦とイージスアショアの画像を見比べてみれば一目瞭然です。イージスアショアは、イージス艦の艦橋周辺部分を陸上にすっぽりと移設したものだということがお分かりになるかと思います。
これは流石に「乗り物」ではないですね。陸上どころか 固 定 式 ですから。
わざわざ「アショア」とされている辺り、本来は艦船運用ということで、その派生という扱いなのでしょう。
陸上ならば規模も電力も自由なので、いずれ別の道を歩みそうですが。
そうなればただの建物でしょうね。
いつか「地上空母」みたいな移動要塞に向けて研究が進められてるのかも
「地上空母」って空港じゃないの?
> 移動要塞
エリア88参照の事。
やはり移動要塞としてジオンのダビデや連邦のビックトレーの如く足やキャタピラーを付けよう