防空システム「イージスアショア」の特徴は? 導入で、日本が得られる大きなメリットとは
実は世界でたった3基
では、イージスアショアについてもう少し細かく見ていきましょう。イージスアショアは、敵が発射したミサイルをレーダーによって探知、追尾し、迎撃ミサイルを発射してこれを撃破するための地上設置型防空システムです。
イージスアショアは、大きく分けてふたつの建物によって構成されています。ひとつは、壁面にレーダーを張り付け、さらに通信用のアンテナなどを組み込んだ建物、そしてもうひとつが、迎撃ミサイルを発射するための垂直発射装置(VLS)を組み込んだ建物です。
現在、イージスアショアはアメリカ軍のみで採用されていて、ヨーロッパをミサイルの脅威から守るためにルーマニアとポーランドに実戦用のイージスアショアがそれぞれ1基ずつ配備されているほか、ハワイのカウアイ島に実験用のイージスアショアが1基、合計3基のイージスアショアがいま現在この地球上に存在しています。
また、地上設置型の防空システムということでものすごくがっしりとした建物を想像される方もいらっしゃるかもしれませんが、実際にはイージスアショアは「移動する」ことも可能です。もちろん、建物にタイヤがついているわけではなく、イージスアショアを構成する建物を一度解体し、それを別の場所に運んで組み立てなおすことによって設置場所を移動することができるというわけです。
では、そのようなイージスアショアを導入することによって、一体日本にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
これは流石に「乗り物」ではないですね。陸上どころか 固 定 式 ですから。
わざわざ「アショア」とされている辺り、本来は艦船運用ということで、その派生という扱いなのでしょう。
陸上ならば規模も電力も自由なので、いずれ別の道を歩みそうですが。
そうなればただの建物でしょうね。
いつか「地上空母」みたいな移動要塞に向けて研究が進められてるのかも
「地上空母」って空港じゃないの?
> 移動要塞
エリア88参照の事。
やはり移動要塞としてジオンのダビデや連邦のビックトレーの如く足やキャタピラーを付けよう