東武のSL「大樹」運行開始1周年 線路がつながっている福島へ、延長運転の可能性は?(写真16枚)

線路がつながっている福島へ、延長運転の可能性は?

 鬼怒川温泉駅3番ホームでは、11時08分発の下今市行きSL「大樹2号」にあわせて、出発式を開催。先頭に立つC11形蒸気機関車207号機には、オリジナルヘッドマークと日章旗が取り付けられました。なお、オリジナルヘッドマークは8月13日(月)まで取り付けられる予定です。

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出発合図を行う、鬼怒川温泉駅の湯澤駅長(2018年8月10日、伊藤真悟撮影)。

「SL『大樹』は、下今市駅と鬼怒川温泉駅のあいだを走っていますが、線路は野岩鉄道と会津鉄道を通じ、福島へつながっています。(東武鉄道が行っている)SL事業は、目的のひとつに『東北の復興支援』がありますが、運転区間の延長については検討の最中で、まだ申し上げることはできません。ただし、福島を向いて、いろいろな事業をさせていただきたいとは考えています」(東武鉄道 鉄道事業本部長 都筑 豊さん)

 なお東武鉄道では、「SL大樹運行開始1周年記念乗車券」を9月9日(日)まで発売するほか、SL「大樹1号」からSL「大樹6号」まで、指定の組み合わせの記念乗車証を集めるとオリジナルグッズがもらえる「SL大樹乗車キャンペーン」を、2019年3月31日まで実施します。

【了】

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コメント

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3件のコメント

  1. 大樹が会津若松まで乗り入れたらばんえつ物語号とのコラボでなんかいいですね。期待です!

  2. 会津若松までの距離となると余裕を考えると大型テンダー機関車は必須で玉数の多いD51が手っ取り早く無難じゃ無いでしょうか?(今のままC11となるとDLと重連などで燃料の節約も求められる。)
    長距離をお昼時間帯までに着かなきゃいけないしでスピードアップも求められます。
    客車も大型テンダーだと3両では割りが合わないし現存する14系も無いし多人数乗れるよう客車を増産の必要があります。ボディーはエコで加速アップを図れる軽量サスティナボディーで当時の乗り心地のニュアンス・イメージを残しつつも更に向上させ、信頼性の高い枕梁(ボルスタ)に更なる乗り心地の為の今風にヨーダンパ併用させた台車で旧客を新造してみると良いかもです。
    電源は客車にパンタを付けた架線式で客車列車の静粛性を活かせたら良いと思います。
    (非電化はディーゼル発電に切り替えられる様にする。)
    停車駅も客車MAX7両(出来れば将来的に機関車重連含め15両)対応出来るようにした方が良いかと思います。

    • 7両とか15両とか無理がありすぎるwww
      何両対応ホームかわかって言ってるの?
      それに野岩鉄道や会津鉄道、JR東との兼ね合いもあるんだから資金的問題で無理でしょ。仮に東武単体でやろうとしても東武にそれほどの資金力はありません。鉄道高架事業だって特急の新造や増備など他に山ほどあるんだから。