機内食に「宇宙日本食」のカレー、どんな味? ANA×JAXA「宇宙フライト2018」(写真19枚)

ANAとJAXAがコラボレーションし「宇宙フライト2018」を実施。ISS(国際宇宙ステーション)に滞在する宇宙飛行士が食べる「宇宙日本食」が成田~ヒューストン線の機内食として提供されます。

海外の宇宙飛行士にも人気だったカレー、どんな味?

 大西さんによると、個人食として持ち込んだ宇宙日本食のなかでも、特にカレーは海外の宇宙飛行士にも大人気だったそう。「宇宙日本食は日々の癒しとして、本当に心強い存在でした」と振り返ります。

 今回機内で提供される宇宙日本食のうち3つは一般の品と変わりませんが、カレーは宇宙食用につくられているものです。ISSのなかでは、水の粒が丸まって散らばってしまうため、とろみや粘り気が強くなっていたりするほか、そのような環境下で味覚が単調になることから刺激も強化されており、濃厚な味わいだそうです。

「宇宙で食べていたときは普通のカレーだと思っていたのですが、地上ではスパイシーに感じるかもしません」と大西さん。ISSで仲間とふだん食べる標準食は、健康への配慮から低塩分で「パンチは弱い」のだそうです。この濃厚なカレーが、海外の宇宙飛行士にも人気だった理由がわかる気がします。

 宇宙と飛行機内、環境は違えど似通う部分もあるようです。ANAホールディングスの津田さんは、「高度1万m以上の高さを飛ぶ機内では、湿度や気圧の違いで味覚も変わるといわれています。そのような環境でリラックスいただくという目的は、機内食も宇宙日本食も同じでしょう」と話します。

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成田の国際線出発ロビーには、船外宇宙服が展示された(2018年9月12日、中島洋平撮影)。
宇宙飛行士の大西卓哉さんは、元ANAのパイロット。
宇宙日本食として認証されているハウス食品の「スペースカレー」。

 なお「宇宙フライト」が行われるヒューストン線では期間中、JAXAの大西さんも出演するビデオコンテンツの放映や、搭乗証明書などの記念品配布も行われます。

【了】

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