乗るだけで「観光気分」? 人気スポットも珍ルートも味わえる首都圏「乗りごたえのある路線バス」3選

車窓観光ができるような首都圏の「乗りごたえのある路線バス」を三つ紹介します。

すぐそこには観光地

 市街地を中心に走る路線バスのなかには、車窓から観光を楽しめるような「乗りごたえのある路線」もあります。ここでは首都圏の代表的な路線を三つ紹介します。

神奈川中央交通「11」系統(保土ヶ谷駅東口~桜木町駅前)

 神奈川中央交通の「11」系統は横浜市内を走るバス路線で、JR根岸線の桜木町駅から横須賀線(東海道本線)の保土ケ谷駅東口の間を約50分かけて走っています。桜木町方では、みなとみらい線の上を走るのをはじめ、横浜市営地下鉄ブルーラインの蒔田駅や京急の井土ヶ谷駅といった鉄道の駅を経由することで、これらの駅同士を結ぶ役割も担っています。

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桜木町駅発着の神奈川中央交通「11」系統(柴田東吾撮影)

 また、中華街(バス停名は「中華街入口」)や港の見える丘公園、元町公園といった横浜の観光地も通っています。

 横浜は海のイメージもありますが、少し離れると小高い丘があり、地形のアップダウンが厳しい場所もあります。「11」系統は、この小高い丘にある住宅地を走る区間があり、車窓から見える住宅の間から横浜の市街地が一望できる場所が所々にあります。

 さらに、元町入口バス停(みなとみらい線元町・中華街駅に相当するバス停)から蒔田駅前間では、大きなバスが狭い道を走る点も見どころです。

 この路線は横浜市営バスの路線から移管されたものです。移管後は「山手ライナー」という名前が付いて、「YAMATE LINER」と描かれた茶色とクリーム色のバスが主に使用されていました。茶色とクリーム色のバスの中には「YAMATE LINER」に代わって「KANACHU-BUS」と描かれた車両もあり、他の路線で使用しつつ「11」系統にも使用されています。2025年からバスの置き換えが始まり、新たに赤・橙・黄の3色のカラーリングが採用された中形のバスが順次導入されています。

 ちなみに、「11」系統は、保土ケ谷駅東口では7番のりばから、桜木町駅では東側にある1番のりばから発車しています。

【境内に進入】これが「観光気分」になる路線バスです(写真)

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