千代田線6000系電車が引退へ 11月まで特別運転 営団地下鉄の「標準」になった電車

東京メトロ千代田線の6000系電車が通常運転を終了、特別運転ののちに引退します。昭和40年代の登場当時としては先進的な車両で、その後の営団地下鉄におけるひとつの標準になった車両です。

【写真】インドネシアを走る千代田線の電車

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6000系の一部車両は千代田線から引退後、インドネシア・ジャカルタの都市鉄道に譲渡されている(2017年9月、草町義和撮影)。

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鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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コメント

3件のコメント

  1. 日本における左右非対照顔のはしりかな?

    およそ50年前のデザインなのに、今でも未来的な印象がある。(オレには)

    顔だけのカットボディでも良いから保存してもらいたい。

  2. 省エネ電車の先鋒、と思っていたが確かに正面貫通扉を脇に寄せるデザインもこの車両以前には見られませんね。

  3. 地下鉄千代田線6000系の運用も、今週末の臨時列車を持って終了します。同系の特徴だった開閉時のドアは、鉄道ファンからは、バクダンドアと呼ばれました。このドアの音が聞けるのは、有楽町・副都心両線7000系と半蔵門線8000系のみとなりますが、両系とも新型車に置き換えるため、将来的には聞き納めとなります。