廃空港の意外な活用法 跡地にニュータウン、発電所、ラム酒工場… 羽田でも進む計画

空港の移転や廃止により生じた跡地が、別の事業に活用されることがあります。なかには、ターミナルビルなどの施設がそのまま利用され、全く別の用途に生まれ変わるケースも。このような空港の「跡地」利用、実は羽田空港でも進んでいます。

ターミナルビルがスーパーマーケットになった例も

 移転あるいは廃止された空港の跡地が、売却され別の目的に使われることがあります。

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旧南大東空港の跡地を利用したグレイスラム工場内。空港時代の施設がラム工場や事務所に活用されている(画像:グレイスラム)。

 沖縄本島から約350km東に位置する南大東島(沖縄県南大東村)の旧南大東空港は、その珍しい例に挙げられるかもしれません。島の中央部にあったこの空港は、1997(平成9)年、より滑走路の長い新空港が島の東海岸に整備されたことで廃港となりました。

 その旧空港の一角を2004(平成16)年に買い取ったのは、なんと酒造会社。株式会社グレイスラムが空港跡地にラム工場を建設し、南大東島特産のサトウキビを使ったラム酒を醸造しています。事務所には旧ターミナルビルを再利用しており、「南大東空港」の案内表示など、随所に空港時代の名残が見られます。

 このように空港ターミナルを再利用した例はほかにも。鹿児島市街地にあった旧鹿児島空港は1972(昭和47)年、現在の霧島市に新空港が開設されたことで廃港になり、跡地は日本住宅公団(現・UR都市機構)により「鴨池ニュータウン」として開発されました。その際、旧ターミナルビルはスーパーマーケットを含むテナントビルとして、旧格納庫はバスの車庫に活用されましたが、いずれも現在は解体されています。

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コメント

3件のコメント

  1. 名古屋空港の国際線ターミナルも5年くらいしか使われなかったよ。
    今ではショッピングモールになったけど、そっちの方が長いくらいだ。
    隣接していた駐機場跡には映画館とか博物館ができて、かつて飛行機が停まっていたあたりに駐車場ができている。

    • なんかあえて物凄く空港感?残したショッピングモールになってるようで。
      一度訪ねてみたい。

  2. セントレアが廃空港になったらどう活用されるのか
    探究心が掻き立てられる