異形の飛行機「ドリームリフター」 世界に4機のボーイング747、載せるのは「飛行機」
中部国際空港「セントレア」には時折、なんとも変わった形の飛行機が現れます。「ジャンボジェット」を改造したといいますが、こんな姿になってしまったのには、もちろん理由があります。
その形のおかげで通常の3倍に
中部国際空港セントレアでは時折、ひと目で「異形」と誰もが思うであろう、「ドリームリフター」なる飛行機が見られます。
原型機はボーイング747-400、通称「ジャンボジェット(ハイテクジャンボ)」で、機首の風貌や主翼に4発ぶらさがるエンジンに面影を残しますが、その膨らんだ胴体は大きく姿を異にします。しかも荷物を積み込む際には、機体の尾部が開くというのも特徴的です。
この「ドリームリフター」、いわゆる貨物機なのですが、運ぶ荷物はボーイングの旅客機、787型機の大型部品です。
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787型機の部品は世界各地で分担生産されており、日本にも中部地方にいくつか生産工場があります。なかでも大型の部品である主翼部分は名古屋市で作られており、そうした大型部品を分解せず、アメリカのワシントン州にある最終組み立て工場へ輸送するのが「ドリームリフター」の役目で、それゆえのこの形なのです。2018年12月現在、世界中で4機が運航されています。
なおその貨物積載容量は、747-400の貨物機型に比べ約3倍にもなるそうです。
【了】
たぶんこの4機が世界で最後まで生き残る747なんじゃないかな
政府専用機の写真を載せる意味が分からない
確か10年近く前にボーイング787の試作機が並んでセントレアに来てたけどな。
あの時に話題になってたし見に行った記憶がある。
詳しくは判らないけど今、セントレアにある展示機のボーイング787はその時にいた機体じゃないかな?
こういう巨人機かつ異形の機体は大好物です。
ミニチュアも買いましたw
マッドサイエンティストもので、この機体を双胴6発化したような機体が出れば楽しみだなあw
そうそう、テールが折れて荷物を搭載するけど、その開閉はどうするか?
答え:トラクタで押して。
自動だと思ってたから、けっこう驚いた。
元機が全てアジア系エアライン(中国国際、チャイナエア×2、マレーシア)なんですね。
同じ仕事してるエアバスのベルーガさんがA300-600Rベース(新造機。なおベース機体は2007年生産終了)からA330ベース(新造機。ベース機体は現在生産中)に変わるので、ドリームリフターもB747-8ベースの新造機でも作るのかな?