なぜ不正乗車を「キセル」と言うのか? 大正時代に「煙管乗り」という言葉も

不正乗車のことを「キセル」と呼びますが、これは喫煙具の「キセル」に由来します。いまではあまり見られなくなった道具ですが、なぜ不正乗車を喫煙具にたとえるのでしょうか。

【画像】ひと目で分かる「キセル乗車」の由来

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中間だけ運賃を払わない不正乗車(上)は、中間に金属以外の素材を使うことが多い煙管(下)にちなんで「キセル乗車」と呼ばれるようになった(写真ACの写真を加工)。

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鉄道誌の編集やウェブサイト制作業を経て鉄道ライターに。2020年から鉄道ニュースサイト『鉄道プレスネット』所属記者。おもな研究分野は廃線や未成線、鉄道新線の建設や路線計画。鉄道誌『鉄道ジャーナル』(成美堂出版)などに寄稿。おもな著書に『鉄道計画は変わる。』(交通新聞社)など。

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