「ICOCA」阪急・阪神などで3月1日発売開始 「レールウェイカード」は販売終了

阪急電鉄、阪神電鉄、能勢電鉄、北大阪急行の4社が、ICカード乗車券「ICOCA」の発売を開始します。これに伴い、磁気プリペイドカード「阪急 阪神 能勢 北急レールウェイカード」は販売を終了します。

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「阪急 阪神 能勢 北急レールウェイカード」のイメージ。2019年2月28日に販売が終了する(画像:阪神電鉄)。

 阪急電鉄と阪神電鉄、能勢電鉄、北大阪急行電鉄、JR西日本は2019年1月24日(木)、「ICOCA」「ICOCA定期券」を阪急、阪神、能勢、北大阪急行で3月1日(金)から発売すると発表しました。

 4社とも「ICOCA」は、各社の一部自動券売機や定期券発売所で販売されます(子ども用は定期券発売所のみ)。新規購入時はデポジット(預かり金)500円が必要です。

「ICOCA定期券」も各社の一部自動券売機や定期券発売所で取り扱われます。手持ちの磁気定期券を「ICOCA定期券」に変更することも可能。他社線にまたがる「ICOCA連絡定期券」も発売されます(対応路線などは会社により異なる)。

 阪急電鉄は「ICOCA」発売の3月1日(金)から、回数券で乗車して乗り越した際に「ICOCA」や「ICOCA定期券」、全国相互利用に対応した交通系ICカードと組み合わせて精算できるようにするほか、「ICOCA定期券」で定期券区間外まで乗り越した際も回数券と組み合わせて精算できるようにします。

 磁気プリペイドカードの「阪急 阪神 能勢 北急レールウェイカード」は2月28日(木)をもって販売が終了。同カードの自動改札機での利用も9月30日(月)で終了します。券売機や精算機では引き続き利用が可能です。

【了】

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コメント

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4件のコメント

  1. PiTaPaは後払いだから普及しなかったと思う。
    だったら先払いの方が良かったではないかと思います。

    • つSMART ICOCA
      各社の自動改札機更新時期もあって仕方ないんだけど、どうしても私鉄各社が乗客純減数字出る中、囲い込みを図りたくて「PiTaPa方式クレジットカードによる囲い込み」やったのがね……(今でも大手各社やってますよ)。
      逆にもう少し乗客純増な感じの関東大手私鉄やJR東日本がPiTaPa方式やってたらどうなってたのかが興味ある。

    • PiTaPaもそこそこ普及してますよ。ただICカードの普及に伴って磁気カードを廃止したかったところがあるのだと思います。とはいえ、磁気カードの回数券カードは存続してくれますが。。。
      回数券カードの乗り越しは現金で精算しなくてはいけないのかと思っていたら、まさかのICカードでの精算可は少しだけうれしい。「レールウェイカード」との、改札機へ2枚投入は出来なくなってしまうのが少し残念ではあるが。。。

  2. 江戸みたく1円単位にせなんだら意味あらへん。
    カードがあるかいろいろ探したるねん、金券屋大好き人やからね。