本当に実現間近か ヘリ老舗が「空飛ぶタクシー」で示す未来の都市交通のあり方とは

大手老舗ヘリコプターメーカーのベルが、そのつちかってきたノウハウをつぎ込んだ、いわゆる「空飛ぶタクシー」のコンセプトモデルを発表しました。夢物語の実現は、意外と近いかもしれません。

【写真】「ベル ネクサス」のコックピット

Large 20190203 01
「ネクサス」のコックピット。ベルによると当初は安全上、パイロットが操縦するが、「ネクサス」そのものは自律運航を念頭に置いて開発しているという(2019年1月、会田 肇撮影)。

この画像の記事を読む

この記事の画像をもっと見る(11枚)

Writer:

茨城県出身。自動車雑誌編集者を経て、フリーランスへ転身。音楽を聴きながらドライブするのが大好きで、それがカーナビやカーオディオ評論を行うきっかけとなった。近年は自動運転に絡むITSの取材活動も力を注ぐ。日本自動車ジャーナリスト協会会員。デジタルカメラグランプリ審査員。

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. アメリカの郊外ならともかく、日本においては、タクシーのような使い方は現状では出来ない。

    結局、ヘリポートや空港など決められた場所から、決められた場所まで。

    都会や住宅地のすぐ近くなどに着陸するとなると騒音、風、などさまざまな障害がある。

    航空法でも全ての場所を場外の離着陸場になど出来ない。

    また、どんな気象条件の時に飛行できないのかなどの問題もある。

    地上のタクシー並の就航率でないと、お客にそっぽを向かれてしまう。

    「アイランドエアシャトル」を除いてヘリコプターの定期便がないのはそのため。

    日本でも可能なように、研究をして欲しい。