「ハローキティ はるか」運行開始 車内も「キティちゃん」だらけ!(写真72枚)
運転される日と時刻は?
このほか、デッキのドアと洗面台の鏡、トイレも装飾。オムツ交換台は、開いた状態と閉じた状態の両方ともキティのイラストが見られるようになっていました。
「はるか」は関西空港と大阪、京都方面を結ぶ空港アクセス特急です。関西空港の開港にあわせ、1994(平成6)年9月に運行を開始しました。近年は関西空港を利用する訪日外国人観光客の増加に伴い、「はるか」の利用者も増えています。
JR西日本は訪日客の取り込みを目指し、海外でも人気が高い「ハローキティ」とのコラボを企画。2018年6月には、山陽新幹線の新大阪~博多間で運転されている500系電車の車内外を「ハローキティ」の世界観で装飾した「ハローキティ新幹線」の運行を始めました。「ハローキティ はるか」はこれに続く企画です。
JR西日本の営業本部 担当課長の尾崎真由子さんは「ハローキティの柄でありながらも、『日本』というものを意識したデザインにしました。和服を着た姿のキティちゃんがポイントです」と話していました。
「ハローキティ はるか」は当面のあいだ、特急「はるか」の定期列車として米原・京都~関西空港間で運行されますが、運転される時刻は日によって異なり、車両の検査などで運転しない日もあります。初日の1月29日(火)は、関西空港10時46分発の京都行き「はるか16号」などで運転されました。「ハローキティ はるか」で運転される列車は、前日の18時ごろに「ハローキティ はるか」の特設ウェブサイトで発表されます。
【了】
Writer: 草町義和(鉄道ニュースサイト記者)
鉄道誌の編集やウェブサイト制作業を経て鉄道ライターに。2020年から鉄道ニュースサイト『鉄道プレスネット』所属記者。おもな研究分野は廃線や未成線、鉄道新線の建設や路線計画。鉄道誌『鉄道ジャーナル』(成美堂出版)などに寄稿。おもな著書に『鉄道計画は変わる。』(交通新聞社)など。
コメント