交通系ICカード「エリアまたぎ」の利用なぜ難しい? JRで東京から沼津は不可
エリアが一体化したケースもあるが…
全国相互利用を行っている10種類の交通系ICカードは、いずれもソニーが開発した「FeliCa(フェリカ)」という技術を採用しています。FeliCaはデータを格納する記憶領域を複数持っており、カード固有IDとカード内に保存されたデータをサーバと通信して処理を行います。
そのうちカード残額や入場・出場駅など運賃計算に必要な記録の記憶領域とデータの形式は、日本鉄道サイバネティクス協議会が制定した「サイバネコード」によって共通化されているため、ほかのエリアでも利用が可能です。
しかし鉄道利用に関するすべてのデータが共通化されているわけではなく、たとえばICOCAやmanacaなどでJR東日本の「Suicaグリーン券」を購入できないのは、当該の記憶領域を別の用途で使用しているからと考えられます。
さて、ここまで「ICカードは異なるエリアをまたいで利用できない」と書いてきましたが、首都圏の人たちが当たり前のように使っている“あのカード”は、異なるエリアをまたいで使えることに気付きます。そう、SuicaとPASMOです。どちらのカードでも、PASMOエリアの地下鉄で入場して、直通先のJRで当たり前のように下車できます(地下鉄とJRが直通運転する福岡のSUGOCAとはやかけんの関係も同様)。
SuicaとPASMOは特別な関係だからでは、と思うかもしれません。しかし全国10種類の交通系ICカードが、それぞれのシステムを接続して相互利用を実現するための「相互利用センターサーバ」は、実はPASMO導入にあたって設立されたものであり、Suicaにとってシステム上の関係は、PASMOもその他の交通系ICカードも基本的には変わらないのです。つまり、SuicaとPASMOが実現しているように、SuicaとTOICAもエリアまたぎの壁を越えることは、技術的には可能なはずです。
>JR東京駅でSuicaを使って入場し、そのままJR大阪駅まで行って出場することができない
いや、スマートEXに登録すればできるだろ。
システム上の違いから無理。
よく「統一しろ」とか抜かすバカ見るけど、システムを統一しないと無理。
上のが言ってるスマートEXなんてクレジット必須。
バカバカしいわ。
恥ずかしながら大糸線のキハ52は延々JR東の列車かと思ってた。
以前の御殿場線のようにスイカは使えません!!なんてポスター何枚も貼るなら設備投資してちょーよ?とも思ったし、相模金子なんて駅があるもんでJR東?なんて感覚だし、何だか国鉄からJRになったお荷物線でも押し付けられた跳ね返りなんですかね?
たまたまJリーグが開催される日に清水駅で降りたのですが、有人改札に大行列が出来ていて、全てICカードでの乗り越し精算でした。
並んでいる人の多くはIC定期券の利用で、定期券区間外の乗車券を先に買っていたとしてもICカードには定期券区間内での入場記録が残っているために、有人改札での処理が必要とのことでした。
定期券での乗り越しに便利なICカードのはずなのに、ここでは逆に定期券での乗り越しのために不便になっていました。
清水エスパルスと関東地方のチームが対戦する際には清水駅ではこういう光景が珍しくないそうで、難しいとか言ってる場合ではないのかなと。
JRは全社やる気が無いからに決まっている。やる気があれば、もうやっている。
民営化の最大の失敗例だよ。
散らばった分散民営ですからね、要は国鉄の微塵切りですから、利用者の敷居なんて見えちゃないしね
今後エリアが広がることで、同じ市内(米原市内:(海)醒ヶ井~(西)米原/小田原市内:(海)下曽我~(東)国府津)なのに乗車不可という、あまりに不自然なケースも。可能にするのは早かれ遅かれ免れないことだと思う。ただ、新松田/松田で小田急からJRにカードだけで乗り継ぐことはできるようになるので、静岡県方面へカードだけで利用することは一応は可能にはなる。
Suicaエリアから乗車して沼津や三島、富士、御殿場などでは自動精算機を使えば残額から引いてくれます。
ただし運賃3,240円以下に限りますけどね。
この値段は分割民営化の時の取り決めで「精算額3,000円までは精算した会社の全収入」というのがあり、それに消費税を上乗せした分なのです。
確かに精算機を使えばたびんぐおじさんさんのおっしゃる通り使える。
だから記事タイトルとしては間違いとなってしまう。
この方の記事、ちょっと抜けが多いんだよな…読む気を無くしてしまう…