タクシー呼び「バッテリー上がり救援」OK? 実は「空車」「迎車」「救援」表示も存在

一部のタクシー事業者では、通常の営業だけでなく、クルマのトラブルに駆けつけたり、様々な「おつかい」に応じてくれたりします。そのような業務は「救援事業」と呼ばれ、ダッシュボードの表示器で「救援」と表示されることもあるのです。

おつかいの代行も タクシーの「救援事業」とは

 クルマのバッテリーが上がってしまいエンジンがかからず、タクシーを呼んでブースターケーブルを自車のバッテリーにつなぎ、救援(いわゆるジャンプスタート)してもらったという、体験談がインターネット上で見られます。

Large 20190304 01
墓地に停まるタクシーのイメージ。墓の掃除を救援事業として提供している事業者もある(画像:tupungato/123RF。一部加工)

 実はこうした「救援」も、タクシーの業務として提供されています。神奈川県で救援事業を展開するタクシー事業者などによる業界団体、神奈川県生活支援ネットワーク協同組合に聞きました。

――「タクシーの救援事業」とは、どのようなものなのでしょうか?

 タクシーのような「緑ナンバー」の運送用車両は本来、お客様を乗せて初めて料金をいただくことができますが、その車両を使って行う、普通の運送では収まりきらない事業全般を「救援事業」といいます。当協会では「Qタク」という名で、会員事業者へ実際によくあるご依頼から、サービスを「救援」にかけて9つ打ち出しました。そのひとつに、バッテリー上がりの救援や、タイヤ交換といった「クルマの119番」サービスがあります。

――ほかにどのようなサービスがあるのでしょうか?

 買い物の代行や、病院の予約取り、バイク便と同じような荷物の宅配サービス、ペットの送迎などです。たとえば「電球を買って家に交換しに来てほしい」「そちらの営業所前の自販機でしか売っていないタバコを届けてほしい」といったご依頼が実際にあります。お客様ひとりひとりを知っているような、地域密着の営業ならではのことで、全体としては稀なケースではありますが、これらをメニューとして打ち出したのが「Qタク」というわけです。

この記事の画像をもっと見る(4枚)

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. 本来の業務に影響がない程度ね、そりゃ貨物と旅客の線引きもしにくいわな

    桶寿司から一貫くらい抜いてもバレないような構図でもあるまいに

    しかしながら言うはたやすいが事業を圧縮してドライバーを圧迫から解放すると言った腹は欠片もないようだな

    しかし旅客から貨物への入り口は何でこんなに広いのかね?

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス