タクシー呼び「バッテリー上がり救援」OK? 実は「空車」「迎車」「救援」表示も存在

一部のタクシー事業者では、通常の営業だけでなく、クルマのトラブルに駆けつけたり、様々な「おつかい」に応じてくれたりします。そのような業務は「救援事業」と呼ばれ、ダッシュボードの表示器で「救援」と表示されることもあるのです。

線引きが難しい部分も

 全国ハイヤー・タクシー協会によると、こうした「救援」中のタクシーは、ダッシュボードにある「空車」「迎車」などの表示器で「救援」と表示することが、国から通達されているといいます。「お客様を乗せずに営業していることがあるため、通常の営業と区別するという趣旨」とのこと。

 同協会でも、地方を中心にこうしたサービスがあるということを、広報誌などでPRしているそうです。ただ、救援事業の範囲は法で明確に決まっているわけではなく、こうしたサービスのなかで生じる物品輸送は可能ではあるものの、それら物品と、社会通念上「貨物」とされるものとの線引きも明確ではないといいます。

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通常のタクシーと、「救援タクシー」の違いを示す例(画像:三和交通/内閣府)。

 そうしたなか、神奈川県生活支援ネットワーク協同組合に加盟する三和交通(横浜市港北区)が2017年に、救援事業の一環として緊急的な手荷物の配送に応じるサービスを始めようとしたところ、貨物輸送にあたるとして監督官庁から「待った」がかかり、サービスは凍結されました。

 一方、その数か月後には、従来は認められていなかったタクシー事業者による貨物運送事業を、「過疎地域に限り」認可を得たうえで行うことを、国が許可しています。インターネット通販の荷物輸送が増加するなか、貨物事業者の人手不足が顕在化しており、それを補うひとつの手段とされたのです。引き続き、タクシーにおける貨物輸送のあり方や、救援事業のあり方が、国や関係者間で議論されています。

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. 本来の業務に影響がない程度ね、そりゃ貨物と旅客の線引きもしにくいわな

    桶寿司から一貫くらい抜いてもバレないような構図でもあるまいに

    しかしながら言うはたやすいが事業を圧縮してドライバーを圧迫から解放すると言った腹は欠片もないようだな

    しかし旅客から貨物への入り口は何でこんなに広いのかね?

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