京王相模原線、再び値下げへ 加算運賃を10月に引き下げ
加算運賃を最大40円引き下げ!
京王電鉄は2019年3月12日(火)、相模原線に設定している加算運賃を10月に引き下げると発表しました。
新線の建設費用に充てるため、相模原線の京王多摩川~橋本間には、基本運賃に加え、乗車キロに応じた加算運賃が設定されています。現在の加算額は、大人普通が20~60円、通学定期(1か月)が320~960円、通勤定期(同)が760~2270円です。
京王電鉄によると、加算運賃収入などにより相模原線建設事業費の回収が進んでいることから、次のとおり加算運賃を引き下げるといいます。
・普通:マイナス40円(現行20円の区間はマイナス20円)
・通学定期:マイナス650円(現行320円の区間はマイナス320円)
・通勤定期:マイナス1510円(現行760円の区間はマイナス760円)
これにより普通運賃は、たとえば新宿~南大沢間は380円(ICカード380円)から340円(同340円)に、新宿~橋本間は420円(同420円)から380円(同380円)にそれぞれ値下がりします。
ただし2019年10月は、消費税率が10%に引き上げられる見込みであるため、相模原線の加算運賃引き下げは、消費税率引き上げに伴う運賃改定とあわせて実施される予定です。
相模原線では、今回と同様の理由で2018年3月にも加算運賃の引き下げが行われています。このときの改定額は、普通運賃がマイナス20円(10円区間はマイナス10円)、通学定期運賃はマイナス370円(160円区間はマイナス160円)、通勤定期運賃はマイナス750円(380円区間はマイナス380円)でした。
【了】
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