元東急の7000系電車、営業運転から引退 3月末にラストラン 福島交通
飯坂線の「7101号車+7202号車」が引退します。
福島交通は2019年3月13日(水)、福島市内を走る飯坂線の7000系電車最後の1編成「7101号車+7202号車」が営業運転から引退すると発表しました。
3月30日(土)と31日(日)には、ラストランが実施されます。「7101号車+7202号車」の運転時刻は後日ウェブサイトで発表。臨時列車ではなく、通常の定期列車として運行されます。31日(日)は桜水車庫内で「7101号車+7202号車さよなら撮影会」も行われる予定です。
飯坂線は福島駅(福島市)と飯坂温泉駅(同)を結ぶ9.2kmの鉄道路線です。1991(平成3)年、架線(線路上の電線)の電圧を750ボルトから1500ボルトに変更した際、東急電鉄の7000系16両が同線に導入されました。
しかし車両の老朽化が進んでいることから、新車両である1000系電車(元東急1000系)の導入を2016年より開始。今回の置き換えで、7000系電車の営業運転はなくなります。なお、福島交通は「7101号車+7202号車」について、2019年4月以降も当面のあいだは貸切列車として運用する場合があるとしています。
【了】
それで、養老鉄道はこれと同じのを購入し、北陸鉄道はまだ使い続ける矛盾。
東急車両で一番覚えているのが、7000系(初代)で、日比谷線直通車両として使われました。しかし車体の老朽化により、2代目1000系に置き換えられ、その1000系も日比谷線直通運用から外され、一部は福島へ譲渡され、残りは池上線・多摩川線で運用中です。