「給油間違い」多発 軽自動車に軽油、ディーゼルにハイオク…ベテランが間違うことも

セルフスタンドの増加などを背景に、レギュラーガソリンの軽自動車に軽油を入れるといった、油種の間違いが多発しています。一方、セルフではないガソリンスタンドのスタッフが間違えるケースもあるようです。

レンタカーで油種を間違えるとどうなる?

 同レンタカー事業者によると、レンタカーで誤った油種を入れてしまった場合、それによる故障の修理費は保険の補償範囲を超えない限りユーザーに請求されないものの、そのあいだの休業補償(ノンオペレーションチャージ)は発生するとのこと。ドライバーが給油時の間違いに気づかず、返却予定の店舗まで戻って来れた場合でも、「給油の領収書(レシート)を確認させていただくことが基本ですので、そこで油種間違いが発覚するケースがあります」といいます。

 同社ではこうした間違いを防止するため、おもに貨物車では給油口の蓋の表側に、乗用車では内側に、そのクルマの指定油種を記したステッカーを掲出。2017年ごろからそのような対策を始め、最近では油種間違いの件数は減ってきているといいます。

 もっとも、同社も油種間違いが増えている要因は、セルフスタンドの増加が大きいといいますが、セルフではないガソリンスタンドでも、油種の間違いが起こっています。

 輸入車の業界団体である日本自動車輸入組合(東京都港区)が、欧州車を中心に近年増えている「クリーンディーゼル車」における油種間違いについて、注意を呼び掛けています。クリーンディーゼル車は軽油を使用しますが、同組合によると、「ガソリンスタンドのスタッフが『輸入車の使用燃料は無鉛プレミアム(ハイオク)ガソリン』だと思い込んで誤給油する事例が発生しております」とのこと。油種を指定して依頼してほしいといいます。

Large 20190326 01
輸入車は給油口付近に適正油種が表示されていることも(画像:日本自動車輸入組合)。

「クリーンディーゼル車は、車体のモデル名表示に『D』などと書かれている場合もありますが、ガソリン車との違いが見た目からわからないケースが多いです。そこで当組合の会員企業(自動車メーカーなど)の車種では、給油口に適正油種を表示したり、給油キャップの色を変えたりしています」(日本自動車輸入組合)

 ちなみに、JAFは誤給油を防ぐポイントとして、セルフスタンドの給油ノズルカバーが「レギュラーガソリン=赤」「ハイオクガソリン=黄」「軽油=緑」と決められていることを挙げ、「燃料の種類と給油ノズルの色を確認してほしい」としています。

【了】

この記事の画像をもっと見る(3枚)

【自動車】燃費向上テク、選び方…知っておきたい燃料の話

最新記事

コメント

2件のコメント

  1. キャップの色を合わせるだけで無くなるはずなのになんでしないんかな。

  2. 重機は重油か、まあ貯蔵タンクもレギュラー詰めてハイオクとして販売してしまった経緯もあるし

    出光とエネオスではハイオクのノズルの色が逆転してた記憶だけど?

    しかし軽は軽油とか60点くらいのギャグにしかならんぞ!

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス