高速SA・PAの「満車」「空有」なぜわかる? 本線上の情報はリアルタイムなのか

西日本では独自の表示板も

 休憩施設の混雑情報表示板が設置されているのは、NEXCO東日本管内では東京に近い7エリアについてのみですが、NEXCO西日本はこの整備に特に力を入れています。

 同社では大阪や九州など都市部の混雑するエリアを中心に、2019年3月時点で26のエリアについて設置済み。また2014(平成26)年より、「満車」「空車」などの状況を小型車用(普通車など)と大型車用(トラックなど)で分けて表示する独自の情報板も導入しています。「小型車と大型車で混雑する時間帯が異なるなど、車種で異なる利用状況に対応するためです」とのこと。

 実はNEXCO西日本管内のSA・PAでは、駐車マス不足が顕在化しています。2018年3月時点で調査が完了したSA・PA約180か所のうち、70%以上で平日夜間を中心に大型車の駐車マスが、50%以上で休日昼間を中心に小型車の駐車マスがそれぞれ不足し、慢性的な混雑に陥っているとのこと。このため、2020年度までに管内約60か所のSA・PAで大型車用を約800台分、小型車用を約18%増の約700台分増設する予定です。

 並行して同社はSA・PAの混雑対策として、ウェブサイト「アイハイウェイ」で場内のライブ映像を提供するカメラの整備を推進。その数は2019年4月現在で40か所以上(上下線別カウント)になっています。本線上の混雑状況表示板だけでなく、このようなライブ映像を確認して「(空いている)あのSAまで行こう」と、休憩施設選びの参考にするといいかもしれません。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. 「小型」「大型」で分けて表示しているのは西日本だけだというのは知らなかった。
    確かに夜は大型車両が占めてマス外に停めているのもよく見かける。
    運転手不足なだけに、その分終夜勤務するドライバーが増えているからだろうか。
    都市部では難しいだろうが、土地に余裕のある郊外なら、高速上にもトラックターミナルを設けてもいいような気がする。