ANA「空飛ぶウミガメ」初便に乗ってみた! エアバスA380機内に拍手 ハワイで虹かかる
ANAが導入したエアバスA380型機「フライングホヌ」。その初便に搭乗して、成田からホノルルへ向かいました。その機内には非日常が多く存在したほか、搭乗前の“撮影会”、みたび湧く拍手、そして虹と、特別な瞬間がありました。
搭乗前にまず「撮影会」
ANAが日本の航空会社で初めて導入した、世界最大の旅客機であるエアバスA380型機。2019年5月24日(金)に運航されたその初便、東京(成田)発ハワイ(ホノルル)行きのNH184便へ搭乗しました。
同機の就航先であるハワイで「神聖な生き物」とされているウミガメ(ホヌ)にちなみ、「FLYING HONU(フライングホヌ:空飛ぶウミガメ)」という愛称と特別塗装を持っている、ANAのエアバスA380型機。搭乗口から機内へ向かう途中、「かわいい!」「すごい!」と言いながら写真を撮る人が多数見られたのが印象的でした。離陸前に放送される機内安全ビデオも、ホノルル線限定の「ウミガメバージョン」です。
定刻20時10分、初便は520席という巨大なキャパシティが満席の予約で、ゲートを離れます。すると機外に、「フライングホヌ」2号機の姿が見えました。
この初便に使われているのは、ハワイの「空」をイメージした「ANAブルー」の「フライングホヌ」1号機(機番:JA381A)。6月中には、ハワイの「海」をイメージした「エメラルドグリーン」デザインの2号機(機番:JA382A)もデビュー予定です。
その2号機もこのとき、成田空港に滞在中。「初便」として旅立つ1号機を見送っています。
20時38分、初便はホノルルへ向けて離陸。その瞬間、機内ではどこからともなく拍手がわき起こりました。初便ではよくあることだそうです。
近頃雨は良く降るけど虹はさっぱり見ない