紀勢本線全通60周年で「サロンカーなにわ」ツアー発売 「パンダくろしお」と展示も
JR西日本和歌山支社と日本旅行が、旅行商品「サロンカーなにわで行く!紀勢本線全通60周年号の旅」を発売。和歌山~新宮間を「サロンカーなにわ」で往復します。新宮駅では「パンダくろしお」なども登場予定です。
新宮駅でJR東海「紀勢本線全通60周年号」と展示
JR西日本と日本旅行は2019年6月14日(金)、紀勢本線全通60周年を記念して、「サロンカーなにわで行く!紀勢本線全通60周年号の旅」と題したツアーを7月に実施すると発表しました。
紀勢本線は、亀山駅から和歌山市駅にかけて紀伊半島の海沿いを結ぶ路線で、1959(昭和34)年7月15日に全通しました。
「サロンカーなにわ」は、1983(昭和58)年に14系を改造した欧風客車。全車グリーン車で展望室やラウンジなどを備え、おもに団体列車に使用されます。
今回のツアーは7月14日(日)~15日(月・祝)に実施。発着はそれぞれ新大阪駅、天王寺駅、和歌山駅から選べます。和歌山駅までは特急「くろしお」(復路は「パンダくろしお『Smileアドベンチャートレイン』」)を利用。和歌山~新宮間は14日・15日とも、60周年記念ヘッドマークを掲出したDD51形ディーゼル機関車牽引(けんいん)の「サロンカーなにわ」で移動します。宿泊付きプランの場合、宿泊は新宮か那智勝浦です。
「サロンカーなにわ」は清流である古座川など絶景ポイントで停車や徐行運転などを行うほか、車内では記念乗車証や特製掛け紙弁当が配布されます。
終着の新宮駅では、「パンダくろしお『Smileアドベンチャートレイン』」や、JR東海のキハ85系ディーゼルカーを使った「紀勢本線全通60周年号」とともに車両を展示(外観のみ)。また、子ども用制服での記念撮影、抽選制の運転シミュレータ体験なども開催予定です。
15日は「サロンカーなにわ」で和歌山駅まで戻って来た後、和歌山~和歌山市間を定期普通列車で往復します。
旅行代金は、宿泊付きの「1泊2日往復乗車プラン」が3万2000円~4万6000円(2人1室利用、大人1人あたり)。「往復乗車(宿泊なし)プラン」が、新大阪・天王寺発着2万7000円、和歌山発着2万4000円です(いずれも大人1人あたり)。
旅行商品の申し込みは、日本旅行大阪予約センター(電話)、日本旅行、日本旅行サービス、日本旅行オーエムシートラベルの全国の支店・店舗で受付中です。
【了】
コメント