ハイブリッド車の「回生ブレーキ」そもそもどんなブレーキ? 鉄道では古くから普及

乗りものの省エネルギー化技術のひとつに「回生ブレーキ」があります。ハイブリッド車の普及で耳にすることが増えた言葉ですが、鉄道では古くからある技術。かつては「あるもの」がきつい路線の車両で採用されていました。

【写真】回生ブレーキ付きの国鉄EF16形電気機関車

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回生ブレーキを導入した国鉄EF16形電気機関車。奥羽本線や上越線の急勾配区間を走る列車の補助機関車として使われていた(1980年ごろ、草町義和撮影)。

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鉄道誌の編集やウェブサイト制作業を経て鉄道ライターに。2020年から鉄道ニュースサイト『鉄道プレスネット』所属記者。おもな研究分野は廃線や未成線、鉄道新線の建設や路線計画。鉄道誌『鉄道ジャーナル』(成美堂出版)などに寄稿。おもな著書に『鉄道計画は変わる。』(交通新聞社)など。

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コメント

1件のコメント

  1. GV-E400系の場合、ハイブリッド気動車に搭載されている大容量バッテリーがないので、減速時の回生電力を加速時のアシストとして活用することが出来ません。あくまで抑速機能として車内負荷により回収するだけです。電気式気動車とハイブリッド気動車の違いについて記者の方ももう少し勉強した方が良いでしょう。