「国鉄の香り石鹸」登場 成分不明「国鉄車両の車内のにおい」再現 どんなにおい?

成分不明の「国鉄の香り」、どうやって作った?

 ルームフレグランスは、リニア・鉄道館(名古屋市港区)で展示されている国鉄時代の特急電車内のにおいを調香師に嗅いできてもらうなどして、高橋さんの記憶とすり合わせて開発したそうです。今回の石鹸も、天然素材を調合してつくられたルームフレグランスと同じく、天然素材のみを使用したとのこと。

「ルームフレグランスは、国鉄時代の車両を知る方には『確かに車内でこういうにおいがした』と言っていただくことが多いですが、それを知らない方からも単純に、『ヒノキのようないいにおい』との評価をいただくことがありました。それもあって今回、鉄道好き以外の方にも広くお楽しみいただける商品として石鹸を開発しました」(高橋 竜さん)

Large 190701 coqtez 02 Large 190701 coqtez 03 Large 190701 coqtez 04

拡大画像

拡大画像

拡大画像

パッケージ違いの3種類をセットにしたギフトボックス(画像:ビイエルテイ)。
20系客車をイメージしたという「青箱」(画像:ビイエルテイ)。
新幹線0系をイメージしたという「クリーム箱」の裏面(画像:ビイエルテイ)。

 ルームフレグランスは1本2万円以上しますが、今回の石鹸は1個あたり1300円(税別)です。パッケージデザインは、「ブルートレイン」と呼ばれた20系客車をイメージした「青箱」、「こだま形」と呼ばれた151系電車をイメージした「赤箱」、初代の新幹線車両である0系をイメージした「クリーム箱」の3種類(中身の石鹸はすべて同じ)があります。

 なお、商品の売り上げの一部は、福岡市東区の貝塚公園に保存されている20系客車(ナハネフ22 1007)の修繕基金に拠出されます。

【了】

【写真】こっちは30万円超 「国鉄運転席レプリカ」

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。