首都高「小松川JCT」2019年内に開通 埼玉~千葉のルート選択肢拡大、時短へ

C2直結の「中環小松川入口」も新設されます。

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C2中央環状線と7号小松川線をつなぐ小松川JCTの概要(画像:首都高速道路)。

 首都高速道路は2019年8月7日(水)、建設中の小松川JCTを2019年内に開通すると発表しました。

 小松川JCTの建設事業は、これまでつながっていなかったC2中央環状線の埼玉方面と、7号小松川線の千葉方面を結ぶ連絡路を建設するものです。たとえば埼玉方面に通じる5号池袋線から7号線および京葉道路へ向かう場合、従来は交通量の多いC1都心環状線を経由するルートが一般的でしたが、小松川JCTの整備により、都心部を避けC2経由で千葉方面へ向かうことが可能になります。

 C2と5号線を連絡する板橋JCTから、小松川JCTまでの所要時間は、C1経由でピーク時41分かかっていたところ、C2経由で同21分まで短縮されるそうです。

 また小松川JCTの開通にあわせ、7号線上り 小松川入口の隣に、C2内回り(埼玉方面)へ直結する「中環小松川入口」が新設されます。また、既設の小松川出口は進行方向右側から左側へ付け替えられます。これら整備にともない、周辺の一般道では一部街路の拡幅も実施されます。

 これまで小松川地区からC2(埼玉方面)にアクセスする場合、一般道を通って平井大橋入口を利用する必要がありましたが、小松川JCT開通後は、中環小松川入口などからC2を利用できるようになり、交通の転換による一般道の混雑緩和も期待できるそうです。

【了】

【画像】小松川JCTの整備効果、建設状況

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