瀬戸線80周年で記念入場券発売 廃駅の硬券や「せとでん」模した土鈴引換券も 名鉄

名古屋鉄道が「名鉄瀬戸線誕生80周年記念入場券セット」を発売します。瓢箪山駅や旭前駅の記念入場券、かつて営業していた堀川駅レプリカ入場券、瀬戸蔵ミュージアム入館券の引換券などを専用袋にまとめたもの。500セット限定です。

総発売数は500セット

 名古屋鉄道は2019年8月22日(木)、「名鉄瀬戸線誕生80周年記念入場券セット」を9月1日(日)から10月31日(木)まで発売すると発表しました。

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かつて営業していた堀川駅の入場券様式のレプリカ硬券(画像:名古屋鉄道)。

 名鉄瀬戸線は、栄町駅(名古屋市東区)から尾張瀬戸駅(愛知県瀬戸市)を結ぶ路線です。1939(昭和14)年に瀬戸電気鉄道(せとでん)と名古屋鉄道が合併して誕生し、2019年9月1日(日)で80周年を迎えます。

「名鉄瀬戸線誕生80周年記念入場券セット」の内容は次のとおり。

・瓢箪山駅と旭前駅の入場券(どちらも子ども用)
・かつて営業していた堀川駅の入場券を模したレプリカ硬券
・民俗資料館である瀬戸蔵ミュージアム(愛知県瀬戸市)の入館引換券
・「せとでん」754形電車を模した瀬戸焼に、「祝80周年」の文字が入ったオリジナル土鈴の引換券
・以上の券をまとめた専用袋

 専用袋のオモテ面には、80周年記念イラストと瀬戸線を走る4000系電車が、ナカ面には、瀬戸線の歴史の解説が掲載されています。

 発売金額は1セット880円。総発売数は500セットです。発売箇所は栄町駅、尾張瀬戸駅、名鉄名古屋駅サービスセンターで、1人5セットまで購入できます。

 また、80周年関連企画として、瀬戸線の車両2編成に「瀬戸市制施行90周年記念・せともの祭・来る福招き猫まつり in 瀬戸」と「名古屋鉄道・瀬戸電気鉄道合併80周年記念」のヘッドマークが、10月上旬まで掲出される予定です。9月1日(日)午前11時10分ごろからは、尾張瀬戸駅で出発式が開催。瀬戸市のイメージキャラクター「せとちゃん」らが、準急電車を見送ります。

【了】

【画像】入場券セットの中身とヘッドマーク

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