都営バス「系統ナンバリング」10月から試行導入 外国人利用者にわかりやすく

まず2系統で導入されます。

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都営バスにおける「系統ナンバリング」の表示イメージ。系統の「都」に「T」が併記される(画像:東京都交通局)。

 東京都交通局は2019年9月12日(木)、都営バスの系統番号にアルファベットを併記する「系統ナンバリング」を、10月から一部路線で試行導入すると発表しました。

 対象は、渋谷駅前と新橋駅前を結ぶ「都01」系統、および日暮里駅前と錦糸町駅前を結ぶ「都08」系統です。それぞれ車両の行先表示器やバス停などにおいて、系統番号の「都」にアルファベットの「T」が併記されます。外国人の利用者へ向け、系統をわかりやすく案内する目的です。

 鉄道では、路線名のアルファベットとアラビア数字で駅を表す「駅ナンバリング」が導入されていますが、バスにおいても同様に、わかりやすい運行系統の案内方法として「系統ナンバリング」のあり方が議論され、2018年10月には国土交通省がガイドラインを発表していました。

 今回の試行は東京都の「2020年に向けた実行プラン」のひとつにも位置付けられています。交通局では試行後に利用者から意見を募り、その効果を検証したうえで今後の導入拡大を検討するそうです。

【了】

【写真】最新型の都バス「フルフラットバス」

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コメント

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3件のコメント

  1. 不要だな。
    利用者が外国人の為に不要なコストを強いるのは間違いですね。

  2. 「都08」に「T」を併記すると見づらくなります。系統番号そのものを「T08」に改称するほうが良いでしょう。あるいは「508」など3桁にしても良いでしょう。台湾では「9813」など4桁です。

  3. ナンバリング変更にかかるコストは1系統平均どのぐらいかかるのでしょう?
    (行き先表示も、車内の表示も画像の枚数分だけコストがかかるのは想像付くのですが)

    さすが都営バスといえるものですね