都営バスなど6社局「バスまつり」開催 会場は晴海から豊洲へ 臨時バス「祭20」も運行

「バスの日」にちなんだ毎年恒例のイベント「バスまつり」が東京で開催。会場は従来の晴海ではなく、新しい市場が整備された豊洲に移りました。都営交通マスコットキャラクターの20周年イベントも同時に開催されています。

都営キャラ「みんくる」20周年イベントも

豊洲市場で開催された「バスまつり」(29秒)。

 東京都交通局は2019年9月28日(土)、豊洲市場(東京都江東区)で「バスの日イベント バスまつり2019in豊洲&みんくる20周年アニバーサリー」を開催しました。

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豊洲市場で開催された「バスまつり」(2019年9月28日、草町義和撮影)。

 これは9月20日「バスの日」にちなみ、毎年この時期に行われているイベントです。展示されたバス車両は、前回より2両多い8両。このうち3両は都営バスのノンステップバスと燃料電池バス、フルフラットバスで、ほかにも東京都内で路線バスを運行している小田急バス、関東バス、国際興業、西武バス、東急バスの5社5両が展示されました。

 このほか、都営交通のマスコットキャラクター「みんくる」の20周年記念イベントを実施。バス部品やバスグッズの販売、バスの運行図表(ダイヤグラム)の制作体験、スタンプラリーなども行われました。

 交通局の「バスまつり」は従来、晴海客船ターミナル(東京都中央区)で行われていました。しかし、晴海は東京オリンピック・パラリンピック(2020年開催予定)の選手村が建設中。関連工事のため従来の会場が使えないため、今回は豊洲市場のイベントスペース「6街区にぎわいスペース」に会場を移しました。

 これに伴い、交通局は「バスまつり」限定の臨時バス「祭20」系統を運行。国立がん研究センター(都営大江戸線 築地市場駅)、勝どき駅と豊洲市場6街区のあいだを走りました。

 前回2018年に比べ天候に恵まれたこともあってか、参加者の出足は好調。交通局の関係者によると、最終的な来場者数は一昨年の2017年並みで前回より1000人多い8800人と見込まれています。

【了】

【写真】多種多彩! 集結した6社局のバス

Writer: 草町義和(鉄道ニュースサイト記者)

鉄道誌の編集やウェブサイト制作業を経て鉄道ライターに。2020年から鉄道ニュースサイト『鉄道プレスネット』所属記者。おもな研究分野は廃線や未成線、鉄道新線の建設や路線計画。鉄道誌『鉄道ジャーナル』(成美堂出版)などに寄稿。おもな著書に『鉄道計画は変わる。』(交通新聞社)など。

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