飛行機の座席なぜ「I」が無い? 「B」や「E」が無いことも 複雑そうで合理的なワケとは

飛行機の座席で横配置を表すアルファベット。機種によっては「A、B、C、通路、H、J、K」など、順番通りじゃない場合があります。なぜなのかANAに聞いたところ、ある「法則」が存在し、それによって効率が上がっているそうです。

長く飛んでいる飛行機は別 また航空会社によっても…

 なお、ANAの飛行機すべてで、このルールが使われているわけではありません。たとえば、2020年退役予定のボーイング737-500型機「スーパードルフィン」は、左の窓際から「A、B、C、通路、D、E、F」と、番通りの配置。ANAによると、ルール導入前から使っていた一部機種では、以前の配列がそのまま残っているとのこと。

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従来の配置が残るANAボーイング737-500型機「スーパードルフィン」のシートマップ(画像:ANA)。

 また、こうした座席番号のルールは機種や航空会社によって異なります。たとえばジェットスター・ジャパンなどのLCC(格安航空会社)は、アルファベットの順番通りの座席番号が振られている傾向が高いようです。

【了】

【写真】「B」や「E」も無いことがある飛行機の座席表

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コメント

1件のコメント

  1. JALでは80年代30年以上前から取り入れてますよ。それよりもっと古くからかも

    今頃何言ってんの?