「夜行高速バス運転士」の仕事を聞く 「大型二種」のプライド 勤務内容&その魅力とは
運転に自信のある人、トラックドライバー経験者が驚くわずか「1cm」
――プロのドライバーとして、心掛けていることはありますか?
普段は夜間に走るので、高速道路には大型トラックが7割くらい、バスは1割くらいというバランスですが、年末年始や大型連休になると一般の乗用車が増えますよね。そうした際に心掛けているのは、我々は「引くことが仕事」ということです。割り込まれたら必ず引く、こちらの車線に入りたいと思っているようなら必ず譲る、そういうことが身についているのが、ほかのドライバー業と決定的に違う部分ではないでしょうか。クルマの免許では、大型二種以上の資格はないですから、そうしたプライドを持って走っています。
――プロの運転士になるには、どんなふうに学んでいくのでしょう?
資格としては弊社の場合、普通自動車一種免許があれば高速バス運転士職への応募は可能で、入社後に大型二種免許を取得するための研修プログラムがあります。
新人にはまず、事故をするとどれだけ大変なことになるかを伝えます。高速道路の事故は重大事故になりますから、たくさんの命をお預かりするという責任感の養成ですね。あとは、バスの挙動を実際に座席で体感してもらいます。ほんの1cmのハンドル操作でも、お客様の身体にはこれだけの衝撃が伝わるのだということに、運転に自信がある人やトラックの運転手から転職してきた人ほど驚きますね。一般的な運転のセンスや車両感覚の有無と、「バスの運転の上手さ」は別物なのです。
極端な話、いつ車線変更して、いつシフトチェンジして、いつ止まったか分からなかった、というくらいの丁寧な運転が理想です。お客様が朝、マイク案内と照明の点灯で初めて到着に気付くくらいにできるといいですよね。そういう時にはお客様から「ありがとうございました!」といい笑顔をいただける、それがやりがいです。
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乗務明けにお疲れな様子も見せず、安心感あふれる美声でお仕事の魅力を話してくれた高橋さんでした。
●「夜行高速バス運転士」のお仕事:平成エンタープライズ 高橋宏幸さん
・マイク乗り美声指数:☆☆☆☆☆km/h
・シフトチェンジ・スキル:☆☆☆☆☆km/h
・乗客安眠技術:☆☆☆☆☆km/h
・新人包容力:☆☆☆☆☆km/h
・車線譲り度:☆☆☆☆☆km/h
【了】
Writer: 大西紀江(ライター/編集者)
静岡・伊豆出身のライター、編集者。乗りものオタクの総本山ともいうべき某出版社の編集を経て、フリーランスに。以来、自動車を中心に模型から時計まで、幅広く執筆&編集を手掛ける。象の調教師の免許あり。
バスは運転士じゃなくて運転手な
これってドライバー不足の誘いのマニュアルなのか?トラックに割り込まれたら引く?引いてもねーし乗用車の前に割り込んでるのは君ら高速バスでしょ
だいたいがトラックと然程変わらん総重量で旅客だけが何で速度抑制装置の義務が無いのでしょうか?
こんな記事の取材は相手が身構えた筋書きありきの記事で現実離れの竜宮城の話みたいなもんだろ
早く臭い物の蓋を取っ払って根元から消臭しないと運送業は焦げ付いちゃうぞ~
何で二種免を奉ってるの?
12m単体車の運転で一番下手くそなのが高速バスだと思うけど
リヤオーバーハングのケツ振りを頭に入れてない運転手がいるのが立ち席有りの路線と高速路線だろうにさ
貸しきりだって観光地でもたもたしてるのいるし、いろは坂で切り返しが下手な奴が大半なのにね。
如何に運転手不足だとて一番やってはならないいらっしゃいませ雇用をするから下がりに下がった敷居の二種を奉るような話になるんでしょうよ
と、大型二種試験に落ちた人が言ってます。
(バスに採用して貰えなかった人かも)
それを言うだけの技量がある証拠をプリーズ
明後日のジョー様の書き込みは誰でも言える文句の書き込みとは思えないけどね。
確かに前軸と後軸を基点に自分が転がす車の反動すら分からん運転手は多いね
取材を受けたバス会社も業界を妙に高い敷居に持ち上げるあたりは雇用対策の一環なのだろうが業界の泥沼はそんな綺麗事で拭えるほど根の浅いところじゃないだろうね。
休憩箇所でバス優先の駐車レーンの空きがあるにも関わらず乗用車枠に平然と停める貸し切りや高速バスも何回も目撃したし寄せすぎたバスに何回も当てられそうになったこともあったしね
二種に落ちたとか不採用とか愚かな書き込みからして無免のお子様なのかな?
お子様なら何でも無罪放免とはいかないことをお子様なりに学習したらどうかな?
免許歴と運転歴の違いを理解できますかな?
より大きな車枠の車を運転する資格を得るための受験資格に必要免許歴ですね。
運転歴を問わないペーパードライバーがゴールド免許なのはこの辺りの流れですね。
運転歴は貴方が私に対して言い放った職業ドライバーの採用か不採用かの基準ですね、しかし最近では事故すると運転経験を問うて罪を量るように死人を二重に葬るような事故調査や裁判がありましたが長野スキーツアーバスの判例がそれですね。
業界に人が集まらないのは当たり前なんですよ。
この記事の取材を受けてる旅客運送会社は何一つ本当の事は言ってないし働き手の声無き叫びを聞き取ろうとはしてません。
しかし一番の問題は業界の膿を出しもしないで如何にも聖職であるかのような新鮮な職場を装い担い手が集まらないと愚痴る業界なんですね
私は生涯受けた自動車免許で一番苦労したのは審査当初のナナハン免許で二種なんてのは何ら難しくも無い免許でしたね
確かに私のように業界の闇を唱えれば採用する会社なんてあるはずないですがねw