小田急 新型通勤電車5000形登場 拡幅で広くなった車内 数字以上にそう見せる工夫も

小田急の新型5000形電車、車内の特徴は? 実際以上に開放感を出す工夫

 小田急電鉄12年ぶりの新型通勤電車5000形、そのキーワードは「より広く、より快適に」です。車内空間の広さ、明るさ、安心感、優しさなど、通勤環境の快適さを追求したといい、拡幅車体の導入で車内スペースを拡張。車幅は2900mmと、クリーム色の8000形電車と比べるとプラス10mmですが、現在の主力車両である3000形電車や4000形電車より110mmから130mm、広くなっています。

Large 191111 oer5000 02
小田急電鉄12年ぶりの新型通勤電車5000形の車内(2019年11月11日、恵 知仁撮影)。

 担当者によると、車両間の仕切り扉や荷棚、座席横の仕切り部分に大型強化ガラスを採用し、実際の数字以上に広く、開放感があるように工夫したとのこと。照明を天井埋め込み型にすることで、閉塞感の緩和も図っているそうです。

 また、各車両に車いすスペース1か所、防犯カメラ4台、空気清浄機8台を用意。車内環境や安全性の向上を図っているといいます。

【写真特集】小田急の新型通勤電車5000形を写真でチェック!

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。