新仕様のANA国内線用「ボーイング777-200」登場! 全席モニター 細部に様々な工夫

ANAが国内線用ボーイング777-200型機に新仕様を導入。全席に個人モニターが搭載されているほか、プレミアムクラス、普通席ともに、一見では分からないところに工夫が凝らされていました。ボーイング787-8型機にも導入予定です。

「スリムな普通席」には、新機能が詰まっていた

 新シートを搭載するANA国内線仕様のボーイング777-200型機、その普通席は364席で、配置は同型機で標準的な横3-4-3列。シートのベースカラーは従来と同じ青色でファブリック製ですが、新普通席は、それぞれに異なる柄がデザインされているのが特徴です。

 ANA国内線で就航中のボーイング767型機の普通席シートに、さらなる工夫を加えたという新シートは、そのスリムな形状に、これまでの国内線用ボーイング777-200型機にはない新機能が詰まっています。

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ANA国内線新仕様のボーイング777-200型機「普通席」(2019年11月11日、乗りものニュース編集部撮影)。

 シートは、自動車用シート業界でトップクラスというトヨタ紡織製です。より広い体格差を吸収できるよう、背もたれのフレームを、背骨にかかる力を分散するような形に最適化。さらなるフィット感の向上を目指したといいます。

 普通席にも設置されるモニターの大きさは、国内線普通席では最大という11.6インチです。PC電源とUSBポートも備えているほか、中の見える小物入れも装備。カップホルダーは、紙コップを取り出しやすいよう「クローバー型」のものを採用したとのことです。

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