JR九州 新観光列車「36ぷらす3」2020年登場 黒い787系で九州全県周遊 1日単位乗車OK

木曜に博多を出発、5日かけて九州一周

「36ぷらす3」は、博多駅を木曜に出発し、次の月曜まで九州7県を5日かけて周遊します。各日の運行ルートは次のとおり。記載の駅(門司港を除く)で乗降が可能です。

・1日目(木曜):博多→熊本→鹿児島中央(肥薩おれんじ鉄道線経由)
・2日目(金曜):鹿児島中央→宮崎
・3日目(土曜):宮崎空港・宮崎→大分・別府
・4日目(日曜):大分・別府→(門司港経由)→小倉→博多
・5日目(月曜):博多→佐賀→長崎/長崎→佐賀→博多

 列車は日中の時間帯に運行。年間45週程度の運転が計画されています。JR九州が運行する豪華寝台列車「ななつ星in九州」とは異なり、各日単位で乗車が可能です。

 車両は特急「かもめ」「きらめき」「にちりん」「きりしま」などに使われている787系電車を使います。6両編成で全車両グリーン車になりますが、宿泊設備はありません。定員は100人程度の予定です。また、かつて787系で営業されていたビュフェが復活します。

 デザインは787系や「ななつ星in九州」などを手掛けた水戸岡鋭治さん(ドーンデザイン研究所代表)が担当。外観はグレーから黒に変わります。

 昼食をセットにしたランチプランと、ランチを伴わないきっぷのみの販売が検討されています。そのほか、運転する日や時刻、サービス概要などは、詳細が決まりしだい順次告知されます。

【了】

【画像】「36ぷらす3」の運行ルート&デザイン

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コメント

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1件のコメント

  1. 九州全県とうたいながら沖縄県が入っていないのは何故だろう?沖縄県は九州ではないの?