「飛行機環境に悪い」でツアー中止の一方 自ら「ジャンボ」操縦 世界渡るバンドの伝説

伝説はこれだけでない! B747の新「エドフォースワン」導入のワケ

「エドフォースワン」の伝説は、これだけではありません。

 2016年に行われた「アイアン・メイデン」のワールドツアーに先駆け披露された新「エドフォースワン」は、日本でもなじみ深い「ハイテクジャンボ」ことボーイング747-400型機。エールフランス航空に所属していた機体で、もちろん「エディ・ザ・ヘッド」が描かれ、航空会社のロゴの代わりに「IRON MAIDEN」のバンドロゴが入っています。

「ジャンボ」投入の理由は、バンドの機材やセットが、ボーイング757型機では積みきれなくなったこと。ディッキンソンさんはこのためにボーイング747型機のシミュレーター訓練を重ね、資格を獲得したそうです。

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ボーイング747「エドフォースワン」全景。エンジンにもペイントされている(2016年4月、伊藤真悟撮影)。

 2016年の「アイアン・メイデン」ワールドツアーでは、「ジャンボ」バージョンの「エドフォースワン」が4月18日に羽田空港へ飛来。両国国技館で2日間行われた公演のためでした。

 なお「アイアン・メイデン」は2020年にもワールドツアーを計画しており、5月に横浜と大阪で公演が行われる予定です。

【了】

【写真】ボーイング757バージョンの「エドフォースワン」

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